猿は大変賢いイメージがあります。イノシシに使うような箱罠でも、猿を捕獲することはできるのでしょうか?
他にも猿用でおすすめの罠がありましたら教えていただけますと助かります。
一ノ瀬さん、こんにちは。罠の紹介はできませんが、補足の回答を追加してみます。
サルは群れで動くので、農地にやってくると被害が集中して大きくなることがよくあります。サル対策で成功している地域では、群れごとに個体数と行動域を調査し効率的に捕獲をしたり、電波発信機を群れの中心的なメスに着けて群れの位置を知り、追い払いなどに役立てています。
群れ管理をせずに散発的に捕獲を行うと、群れを散らしたり分裂させて違う地域へ広げる結果となったりして、被害をむしろ広げる場合もあり、サル対策の難しさがあります。
小型の箱罠で少数を捕獲してもすぐに別の群れからやってきて被害が減らない場合が多いので、まずは防護柵での対策を進めながら自治体による捕獲に協力する方が得策かもしれません。
千葉県の第二種特定鳥獣管理計画(平成29〜34年ニホンザル)では生息域や群れの大まかな場所などが記載されていて参考になります。調査年が少し古いので、現状とは異なるかもしれません。
これによると、ニホンザルの生息域が広がりつつあり、県としては保護して残す奥山の地域と被害を多く出す区域とに分けてゾーニングにより違う対策を策定し、サルの群れ管理へと移行を目指す、とあります。
また房総半島では東アジア原産のアカゲザルが増えていて、特定外来生物として全頭捕獲の対象になっています。これとニホンザルとの交雑も起こっていて、対策を複雑にしているようです。
参考になりますでしょうか?失礼しました。
https://www.pref.chiba.lg.jp/shizen/choujuu/jigyoukeikaku/documents/4-saru-keikaku.pdf
(第4次千葉県第二種特定鳥獣管理計画(ニホンザル)平成29年4月1日から平成34年3月31日まで)
TY13 山野さん
こんばんわ! みつばちQ&Aの極楽トンボです。
この分野でお会いして、コメントを書きたくなってついつい、
本年はお世話になりました。
これからもよろしくお願いいたします。
TY13 山野さん
こんばんは。
慣らしても入らないのですか。やはり猿は賢いですね。
猿を捕まえるのは至難の技です。