野菜くずや生ゴミを畑に捨てると鳥獣害が増える要因になると聞きましたがなぜなのでしょうか?
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不明・その他
なぜ野菜くずや生ゴミを畑に捨てると鳥獣害が増える原因になるのですか?
回答 2
活動場所:京都府
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投稿日:2019 8/20
畑や庭に捨てられた野菜くずは季節の限られた山の幸に比べれば野生鳥獣にとってはいつも手に入る栄養豊富なエサになります。
そこに惹きつけられると野菜くずのある間はそこに居続けてしまい、無くなれば近くの畑の野菜や果樹を見つけて、そこへ移動し食害するようになります。
これは野菜くずに限らず、収穫の終わった畑や果樹園で出る規格外や傷などで残る野菜や果実も同様で畑に放置すれば野生鳥獣を惹きつけてしまいます。
また放棄された果樹園でも果実を毎年つけては収穫されずに木に残されたり落下したままにしておくと野菜くず同様にハクビシンやアライグマなどの中型獣やカラスの格好のエサ場になります。
こうして引き寄せられた野生鳥獣がすぐ近くにある畑や果樹園へ移動して被害を出すまでにはさほど時間はかかりません。そこを覚えてしまえばさらに被害を大きくします。
野菜くずは畑なら土に埋めるか、庭先ならコンポストで堆肥にすると有効です。ただしツキノワグマの生息地に近いところではコンポストではなく別の方法を取りましょう。収穫後に出る残りの野菜や果物は量が多いので、畑に埋めきれない場合はよく管理された堆肥センターで堆肥にすることもできます。
参考
野生鳥獣被害防止マニュアル イノシシ・シカ・サル 実践編
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/manual_inosisi_sika_saru_jissen/data0_6.pdf
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