長野県の北西部に住んでいた頃に、人馴れした猿が多く、農地だけでなく人家にも出没して猿には苦労しました。当時は安価な電気柵が普及していなくて、結局はビニールハウスの支柱を畑に組んで、そこに亀甲金網を全面に張り、その檻のような中で野菜作りをしているありさまでした。
そのため追い払いや対策の経験がありません。後には自治体でモンキードッグの導入もなされた記事を見ましたが、これも犬が飼える人でないといけませんし、犬の種類も限られます。また犬の再訓練も定期的に必要という記載もあります。
北アルプスの上高地のようなところでも人馴れした猿が観光客の近くまで出没して、専門家が追い払っている記事もありました。
対策のためには、猿の弱点のようなものが分かればいいと思い、ネットで探しましたが、むしろ記憶力の良さや人間との知恵比べのような、対策の困難さが多く目立ちます。
国の資料では、捕獲して中心的なメスに電波発信機をつけて群れの接近を知らせたり、大型の囲い罠などが多く示されていますが、いずれも大掛かりで高価なものが多く、自治体や国の補助がないとできないように思います。
実際に猿を追い払ったり、狩猟をなさった方で猿の弱点と思えるようなものがありましたら、教えていただけませんでしょうか?