集落では電気柵の設置が進んでいますが、家の横の小さな畑などで有刺鉄線で囲っているところをみます。
たけのこの対策でも有刺鉄線を竹に巻きつけているのをみました。
有刺鉄線は効果があるのでしょうか?イノシシは硬い毛で覆われているようですが。
私は林の中の山ユリの根(球根)を猪に50本程食べられたので有刺鉄線を張りました。それ以降荒らされていないので効果はあると思います。有刺鉄線の近くまで足跡が付いていますが侵入は今のところされていません。電気柵は、より効果があると思いますが、電線に草や木の枝が触れないように設置場所を整理しなければなりません。設置場所に障害物のある竹林や灌木、笹藪などを避けられない場所には有刺鉄線、整地された田畑の場合は電気柵が良いと思います。(私も畑は電気柵です。)費用は、電気柵200mの線(二段張りで25m四方)付きで25000円くらいから、有刺鉄線で同じ面積、200mで3800円位、ブラス杭代3、4000位でしょうか。有刺鉄線を扱う場合は豚革の手袋をお忘れなく。
たけしさん、こんにちは。だいぶ前のご質問に恐縮です。
ルーマニアでは有刺鉄線がよく使われています。
ただし、家屋に隣接する小規模な農地や住宅の庭などにです。それらの多くは柵で全体が囲われていてその上部に比較的よく使われています。大型犬もよくその中で放し飼いされているため、有刺鉄線だけの侵入防止効果はあまりよくわかりません。
アライグマなどの中型動物が有刺鉄線を越えるのに手間取り、その間に犬がやってくるまでの時間稼ぎとも思われます。
有刺鉄線については、国や自治体での案内やマニュアルでも、イノシシの防除は困難だと言う記述が多く見られます。しかし、イノシシにとってはあまり魅力のない野菜だけが植えられてあれば、有刺鉄線で何も痛い思いをしてまで無理に入らない場合もあろうかと思われます。
また有刺鉄線のすぐ内側にイノシシを引きつけないタカノツメ、ゴボウ、ショウガ、シソ、白ネギ、ウコン、ミント、ニンニク、コンニャク、パプリカ、トウガラシ、ピーマン、バジルなどが生垣のようにびっしりと植えてあれば、さらにその中にある別の野菜や果物を守れる可能性もあるかもしれません。
その場合でも有刺鉄線も間隔を狭くしたり、縦横に張ればまた違う効果が出てくるでしょう。
電気柵が普及する前は、放牧地などでも有刺鉄線はよく使われていました。野生動物といえども侵入するかしないかは、それに掛ける労力と、食べ物という報酬との差によるということもあり得ます。
動物にも個性があり、好き嫌いやえて不得手もあって、鳥獣被害対策でも一辺倒に行かないことがよくあります。若い頃にクマの行動調査をしていてよくそれを感じました。皆さんはいかがでしょうか。失礼しました。
TY13 山野さん、回答ありがとうございます。ある程度の抑止効果があるようなので、使い所を分けて対策したいと思います。庭の一部を掘り返されるの防げそうです。
おっしゃるように怪我の危険性はあるので、親戚の子達が来るときは取り外すなど対策したいと思います。