ハクビシン、あまり聞きなれない動物ですが、ヌートリアやアライグマと同じく外来種なのでしょうか?
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ハクビシン
ハクビシンは外来種なのでしょうか?それとも在来種ですか?
回答 2
活動場所:京都府
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投稿日:2019 8/20
ハクビシンが外来種か在来種であるかについては諸説があり、どちらが本当なのかは今でも分かっていません。
外来種であるという説は、分布域が連続しておらず、大陸からの移動経路となる九州や北海道に連続的に生息していないこと、わが国ではジャコウネコ科の化石が見つかっていないこと、戦前から戦後にかけての毛皮需要の際に輸入・飼育されていた時期があることが理由として挙げられています。
一方、在来種であるという説は、江戸時代の書物に雷獣としてハクビシンが描かれていること、日本の個体の頭骨計測値や形態学的特徴が海外のものと異なることが理由として挙げられています。
ハクビシンは、南方系のジャコウネ科の動物で、東南アジア、中国南東部、台湾、ジャワ島、インド、スマトラ島、ボルネオといったアジアに多く生息しています。日本では、昭和のはじめにかけて四国、静岡県、福島県にバラバラに生息していましたが、少しずつ生息地域を広げていき、今では全国的に生息していますので注意が必要です。
参考資料
ハクビシンの基礎知識
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/h20_03b/pdf/data2.pdf
野生鳥獣被害防止マニュアル -アライグマ、ハクビシン、タヌキ、アナグマ- (中型獣類編)
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/manual_tyuugata_jyuurui/180330-4.pdf
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