車で走っていると、隣町ではワイヤーメッシュ柵と電気柵を併用して田んぼを囲っている地域があります。10年ほど前からは電気柵だけだったと記憶していますが、やはり電気柵では限界があるのでしょうか?
ワイヤーメッシュ柵は高価ですし、さらに併用すると草刈りもやりにくくなりそうですが、併用することでメリットはあるのでしょうか?
こんばんは。
我が家の田んぼ、ひとつは電気柵で、もう一つの田んぼは鉄筋をたてて、海苔網を張っていました。
海苔網は下をくぐるので、半分ぐらいの高さにもう一枚張って地面に垂らしています。
でも、この海苔網の方は、鉄筋を押し倒し、侵入され中で運動会をし、稲を倒されてしまいました。
収穫は昨年の2/3ぐらいです。
来年はこちらも電気柵にするつもりです。
ただ、電気柵も一番下のワイヤーをくぐる場合があるので、侵入されるときがあります。
あまりワイヤーを下げると、雑草がふれることによって漏電してしまうのでこの辺りの兼ね合いが難しいです。
ワイヤーメッシュだと、下からの侵入は防げますが(最悪はワイヤーメッシュも押し倒します)、ご指摘のように草刈りが困りますね。
イノシシは、1mぐらいジャンプもしますので、その気になれば飛び越えてしまいます。
対策には毎年悩んでおります。
地域にもよりますが、ワイヤーメッシュ柵の購入費用を補助している地域は多いかと思います。
最初は自費で電気柵をしていたもののワイヤーメッシュの補助のハナシが地域で持ち上がり補助購入に至ったのかもしれませんね。大体は1軒だけで補助はおりず近隣の田んぼ3軒以上とかの制約もありますので近隣の方から言われて一緒に購入に至ったのではないでしょうか。
ワイヤーメッシュは数年たつとつる性の雑草が巻き付いたりして見回りがやりにくくなり知らない間に下から掘られて侵入されていたという事もありますので、柵をしたから安心。ではなくやはり普段からの見回りは大切かと思います。
併用のメリットという点ですが、その地域は分かりませんが稲刈り前の最後になって畦の草刈りも終了した後に念のために電柵をされているのかもしれませんね。
山のおじさんさん、実体験に基づく回答ありがとうございます。海苔網は比較的コストが低いのが利点だと思いますが、電気柵よりも対策としては弱いのですね。
私がみた地域では、より万全に対策するためにワイヤーメッシュ柵と電気柵の併用の形になったのかもしれません。ただ、費用がすごくかかりそうです。