Question

養蜂に詳しい方、教えていただけますか？

ツキノワグマが蜂の巣箱を襲うときは根こそき壊してしまいますか、それとも前足ではちみつの巣だけをうまく取るのでしょうか？

若い頃にやっていたツキノワグマの行動調査の手伝いでクマを捕獲する時には、ドラム缶をつないだトラップで、エサはいつもはちみつ付きの巣やはちみつを付けた布を使っていました。しかし、クマによる養蜂被害の現場を見たことがありません。クマによって違うものでしょうか。

日本中を季節移動して養蜂をしている知人が北海道にいて、ヒグマでもツキノワグでも被害に遭ったことが無いと言っていて、そのため電気柵なども持っていません。ちょうどそういう場所を借りられているのでしょう。

ルーマニアも養蜂が盛んです。多くは広大な畑の中に巣箱を積んだ移動トラックごと置いていますが、山ぎわの個人の家や畑の敷地に巣箱を置いたりしています。山に近い場合でも敷地がフェンスで囲まれていて、しかも大型犬が何匹も飼われていることが多く、クマが養蜂の場所に出てきてはちみつを取っていくこともありません。

ネットで検索しましたが、鉢の巣箱がゴロゴロと転がっている写真を見つける程度です。

よろしくお願いします。

Answer 1

こちらではツキノワグマですが、数回被害にあっています。巣箱をひっくり返して中の巣や蜜、幼虫を食べますがこの方法は爪とかじりつくのと両方でしょう､セイヨウミツバチは箱を倒せば蓋が取れて中の巣枠が出て散らかるので巣と幼虫、蜜は全て食べられて残った巣枠の桟などが散らばっています。巣箱は壊れていなかった事や壊された事もあり､中のハチもいくらかは食べられるのではと思いますがニホンミツバチではどこかに逃げてしまう事が多くセイヨウミツバチは近くにかたまっていて、そこに巣箱を持って行ったらゾロゾロと入ってまた飼育を続けられた事もありました。しかし秋口に被害に遭う事が多いのでハチ数が減ってしまい越冬は難しくなる事が多いです。また巣箱にかじりついて歯の跡が付いていて、箱の角がむしり取られただけで中のハチはそのままの事もありました。

ニホンミツバチは丸太をくり抜いた「ハチ洞」で飼うのと重箱という方式ですが、この箱は倒してかじり付くか、かきむしって壊して中の蜜､巣と幼虫を全て食べてしまいます。

それと山の中で立木の洞に入っている巣をかきむしって入り口の穴を広げて中の巣を食べたあとを見た事もあるんですが、囓ったりひっかいたりと思いますが巣の回りがボロボロになっていました。

Comments

TY13　山野さん、教えていただき、ありがとうございます。クマの養蜂被害は思っていたよりひどいです。ミツバチに逃げられてしまうのは知りませんでした。せっかく世話して大きくしたものをこれほどにやられたら、たまらんです。少し違いますが、私は稲作農家の長男だったので、稲を全滅させられたりしたら、どんなに腹が立つことかと思うと。。。ありがとうございました！

Answer 2

3才、4ォ位の態におそわれました。重さねてある巣箱を5センチのビスで止めていましたが'手足とロをっかいバラバラに分解してしまいます。食べ方は巣を丸ごと飲み込んで一片も残しません。地面に垂れたであろう蜜もきれいに舐め取ります。その量には驚きます。少なくとも８Ｌ位の蜜とその巣です。あの甘い蜜を一晩にです。どんな胃袋なんでしょう。

Comments

ログマルさん、8Lですか、かなり強烈です。。。5cmのビスならとうてい壊されそうにないように思うのですが、クマの力はすさまじい。ありがとうございました。