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不明・その他
ミンクは今も増えていますか?どんな被害がありますか?

運営FAQ 活動場所:東京都
基礎的なことはなかなか質問しにくいと思いますので、運営がよくある質問をFAQ形式で提供します。もちろん、運営以外の方の回答も…もっと読む
投稿日:2019 12/19 , 閲覧 855

毛皮目的で輸入され、自然界に逃げ出して住み着いたようですが、今も増えているのでしょうか?

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回答 1

鳥獣害Q&A運営 活動場所:京都府
鳥獣害Q&A…もっと読む
投稿日:2019 12/19

日本では、昭和3年に初めて北海道にミンクが輸入され、そして昭和25年頃からは北海道を中心に、本格的な毛皮目的の大規模な飼育が始まりました。

しかし昭和35年頃にピークを迎えた養殖業はその後衰退し、平成に入ってほとんどの養殖場が閉鎖されました。

その間、逃げ出したり放された個体が野生化し、その旺盛な繁殖力と高い環境適応力で、急速に個体数が増加しました。また日本には、強力な捕食者や競争者となる生物がいないこともあり、現在もミンクの生息分布は拡大しています。

体長は40センチ前後、体重は700グラムから1キロ程度で、毛色は褐色から黒色のものが多く、顎の下に白い部分があります。

泳ぎが上手く、川や湖の岸辺や海岸など水辺を好み、木や岩の下などに巣穴を作ります。ミンクは肉食の動物で、魚やカエル、ザリガニなどを潜って捕まえるほか、小鳥やネズミも食べます。

現在、北海道全域および宮城、福島、群馬、長野の各県の一部の地域で生息が確認されており、養魚場や釣り堀など水産業被害や、養鶏場での被害が発生しています。

また、タンチョウヅルのヒナやサンショウウオへの捕食など、希少種への影響を含めた生態系被害も懸念されています。


参考

釧路地域の外来生物、ミンクのはなし、H22年:釧路国際ウェットランドセンター

https://www.kiwc.net/pdf/report1000.pdf

特定外来生物の解説、アメリカミンク:環境省

https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/list/L-ho-14.html

アメリカミンク防除実施計画、H29年:福島県

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/203047.pdf

侵入生物データベース、アメリカミンク:国立環境研究所

https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/10190.html

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運営FAQ 活動場所:東京都
投稿日:2019 12/19

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