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トウモロコシやスイカなどが動物にやられます。ハクビシンだと思うのですが、確認する方法はありますか?
一番簡単な方法は、トレイルカメラを設置して、ビデオに撮って確認する方法です。
テレビ番組などで、「夜間に現れた動物を自動で撮影した動画をスタッフが確認する」といった場面を見ませんか?
これに利用されているのがトレイルカメラです。
トレイルカメラには赤外線のセンサーが搭載されていて、動物の体温を察知したら自動で撮影するという機能が搭載されたものです。
最近では1台1万円前後で購入できます。ネットで探すと1万円を切るようなものが簡単に見つかります。設置は木などに巻き付けるだけでとても簡単です。防水機能があり、電池で稼働するので、電源や配線も不要です。
予算がないという方は、動物の食痕、足跡等をよく見て判断することもできます。
ハクビシンはトウモロコシの茎に上って食べるので、トウモロコシをなぎ倒したりしません。重さでやや斜めに倒れる程度です。
ブドウの場合は、木からぶら下がってブドウの袋を下からひきちぎります。ブドウをひとつずつ器用に食べ、皮を吐き出します。
みかんも同じく木にぶら下がって食べる為、下の方から実を食べます。
スイカは頭を突っ込んで食べるので、穴が大きくなりがちです。イチゴは実を食いちぎるように食べるのでヘタが残りやすいです。
慣れないと難しいですが、足跡から見分けることもできます。ハクビシンは指が5本で爪もありますが、アナグマやアライグマと同じだからです。
雨どいなど高いところに足跡があれば、ハクビシンと考えて間違いないと思います。
地上の場合は、特徴をよく見る必要があります。
手のひらが丸く、短めの指が5本ついており、足跡に爪痕がくっきり残ることは少ないです。
大きさは前足だと長さ5cm、横4.5cm程度、後ろ足だと長さ10cm、横4cm程度です。
参考
農林水産省 野生鳥獣被害防止マニュアル http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/h20_03b/pdf/data0.pdf
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