同じことで困っている人はたくさんおられます。質問するだけでも貢献に繋がります。
農作物の鳥獣被害の対策を行い、被害を少しでも食い止めたいと思います。どんな資格が必要ですか?
鳥獣の侵入を防ぐ対策は、基本的に資格は必要ありません。
電気柵の場合、市販されている電気柵用電源装置を用いた電気柵であれば、無資格で設置可能です。
他にも、道路わきや放置耕作地の草刈りや、鳥獣を誘引してしまっている畑の隅などに放棄された農作物の管理など、資格がなくてもできることは多くあります。
捕獲駆除をする場合は、狩猟免許を取得し、有害駆除の許可申請を行う必要があります。(狩猟対象の鳥獣であれば、狩猟期間に限り有害駆除の許可申請は不要)
ヌートリアやアライグマといった外来生物に関しては、狩猟免許を取得しなくても、講習を受けるだけで捕獲の取得ができる場合があります。
また、自分で捕獲するのではなく、地元の猟友会や有害鳥獣駆除を請け負っている業者に依頼するのも一つの方法です。
他にも、地元の猟友会などの責任者を中心に、地域の住民全員が協力して有害鳥獣駆除の対策運動を行っているケースも最近では増えてきました。
様々な対策が考えられますし、国や自治体も鳥獣被害対策に力を入れています。
まずはお住まいの地域の自治会や市町村に問い合わせてみるのが良いでしょう。
参考
農林水産省「捕獲に関する基礎知識」
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/h21_03/pdf/data2.pdf
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/h19_03/pdf/3-2.pdf
このFAQにコメントがあればお願いします。
防護柵を張るのに資格は必要ありませんが、捕獲は、狩猟免許が必要で、銃猟の場合、銃器の許可免許が必要です。狩猟免許については、各都道府県の猟友会に問い合わせて下さい。銃器は警察の管轄です。
901潜さん、回答ありがとうございます!
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。