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不明・その他
山梨県で開発されたローコストの「獣塀くんライト」とはどういうものですか?

運営FAQ 活動場所:東京都
基礎的なことはなかなか質問しにくいと思いますので、運営がよくある質問をFAQ形式で提供します。もちろん、運営以外の方の回答も…もっと読む
投稿日:2019 10/12 , 閲覧 1,018

獣塀くんライトというものが山梨県で開発されたようですが、どのようなものなのですか?

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回答 1

鳥獣害Q&A運営 活動場所:京都府
鳥獣害Q&A…もっと読む
投稿日:2019 10/12

獣塀くんライトは山梨県総合農業技術センターが開発した「獣塀くん」を簡素にしたもです。

原型の獣塀くん1〜3号は、大型獣の他にハクビシンやタヌキなど中型獣にも対応出きて、他の同程度の柵と同じ費用で済むように改良したものです。それでも100mの設置費用は1m当たり、1号で544円、2号が1030円、3号が1100円となり、設置も大がかりです。

そのため被害がまだ少ない段階や、耕作放棄地でも、より簡素で安く簡単に設置できるようにと獣塀くんライトは開発されました。


主な特徴は、

・絶縁性のダンポール支柱で碍子不要

・内側に防鳥ネットを張る

・畑側(内側)に防草シート使用

・角は太めのコーナー用支柱使用

・通電用に針金も可能


また電牧器を除いた場合で設置費用を比べると、獣塀くんライトの材料費は獣塀くんの二割で済み、設置労力も半分ほどです。

侵入防止の効果は、中・大型獣種が稀に侵入しますが実害は少なく、サルに対しては少し効果が低く実害を伴った侵入が時々発生します。

なお獣塀くんシリーズはどれも15アールの圃場が設置面積の上限で、農家が複数で利用する場合や、集落単位での利用もできません。個人が田畑を守る規模に適用します。


参考

・獣塀くんライト(多獣種対応型侵入防止柵)の作り方、山梨県

https://www.pref.yamanashi.jp/ft-noumu/documents/light20120711.pdf

・ブドウなどの棚用獣塀くんライトの作り方、山梨県

https://www.pref.yamanashi.jp/sounou-gjt/documents/tanasaku.pdf

・多獣種の侵入を防止する簡易柵・獣塀くんライト、環境省

http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_kensyu/attach/pdf/30_tsukuba_kensyu-2.pdf

・獣塀くん1〜3号の作り方

http://www.pref.yamanashi.jp/sounou-gjt/documents/fence_1.pdf

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運営FAQ 活動場所:東京都
投稿日:2019 10/12

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