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シカ
深水管理でシカの水田被害の対策を行うというのはどういう方法ですか?

運営FAQ 活動場所:東京都
基礎的なことはなかなか質問しにくいと思いますので、運営がよくある質問をFAQ形式で提供します。もちろん、運営以外の方の回答も…もっと読む
投稿日:2019 10/12 , 閲覧 1,225

深水管理というのを聞いたのですがどういう方法ですか?

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回答 1

鳥獣害Q&A運営 活動場所:京都府
鳥獣害Q&A…もっと読む
投稿日:2019 10/12

深水管理というのは、シカは水中に口を入れて苗を食べるのを嫌う習性があることから、苗を植えた直後から中干しする前まで水田の水を深くして苗を食べられないようにする方法です。

シカの水田被害は、植えた直後から分けつして中干しをする前までの、茎や葉が柔らかい時期に集中します。この期間に苗の先がやや出る程度(約3cm)で苗の成長に合わせて深水管理をします。これを実施した水田ではシカの侵入はほぼ無くなり、成熟した稲の収量や品質への影響はほぼありませんでした(滋賀県農業技術振興センター)。

また同センターでは、稲が食害される時期の違いで収穫量の違いの有無を調べました。その結果、分けつ期に部分的に食害された場合(約5cm残り)では収穫量に影響がほぼ無いものの、中干し後で幼穂が出始める7月上旬以降に食害されると収穫量は著しく落ち、成熟も大幅に遅れることがわかりました。

これはシカの出没頭数が少なく6月下旬までで被害が止まる地域では効果がありますが、その後も被害が続く地域やシカの出没がとても多い地域では、深水管理と合わせて中干し期から収穫期にかけて「獣塀くんライト」などの低コスト電気柵を併用すると効果が持続します。


参考

シカ水稲被害を軽減する営農管理技術の実証、滋賀県農業技術振興センター

https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/1008729.pdf

獣塀くんライト(多獣種対応型侵入防止柵)の作り方、山梨県

https://www.pref.yamanashi.jp/ft-noumu/documents/light20120711.pdf

水稲・田植えから中干し期まで深水管理でシカの食害防止に効果、NOSAI

http://nosai.or.jp/mt6/2012/06/post-2441.html

水稲の深水管理によるシカ被害軽減技術、農林水産省

https://www.naro.affrc.go.jp/org/warc/research_results/h24/pdf/04_kankyo_chojugai/29-0401.pdf

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運営FAQ 活動場所:東京都
投稿日:2019 10/12

このFAQにコメントがあればお願いします。

windy172002 活動場所:山梨県
投稿日:2019 10/12

私達の地域だけなのかもしれませんが、稲の丈が20~30㎝位の伸びた時に良く侵入して食べられています。それ以外には食べられたと言う話は聞いたことが無いです。

なので、とても20cmの深水にすることはできず皆さんネットや電気柵で侵入を防いでいます。

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