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トウモロコシはどんな動物の被害が発生しますか?
トウモロコシは様々な動物が好む農産物です。
大型動物ではイノシシやシカやサル、中型ではアナグマ・アライグマ・タヌキ・ハクビシン・ヌートリア・キツネ、鳥類ではカラスなどによる獣害が多く見受けられます。
どの動物の被害かは、動物の残した痕跡(食痕・足跡など)から見分けることができます。
見た目も被害も区別がつきにくいのが、アナグマ・アライグマ・タヌキ・ハクビシンです。
アライグマとヌートリアは、茎を倒してトウモロコシの皮を剥いできれいに食べます。
キツネも茎をたおしたり、皮を引きちぎって食べたり、時には実ごと加えて持って帰ったりするようです。
タヌキとアナグマも茎を倒しますが、地面に近い部分や土がついた部分の実は食べません。
ハクビシンは、トウモロコシの茎を登って実を食べるので茎が斜めに倒れかかっている場合があります。
葉が食べられている場合はシカ、大きく荒らされて倒されたり掘られたりしている場合はイノシシ、
啄ばんだように身を食べている場合はカラスが考えられます。
参考
野生鳥獣被害防止マニュアル
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/h26_03/pdf/data0_6.pdf
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/H29_manual_tyuugata_jyuurui/attach/pdf/180330-4.pdf
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