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シカ
日本にはどのくらいの数のシカが生息していますか?また年間どのくらいの数が駆除されているのでしょうか?

運営FAQ 活動場所:東京都
基礎的なことはなかなか質問しにくいと思いますので、運営がよくある質問をFAQ形式で提供します。もちろん、運営以外の方の回答も…もっと読む
投稿日:2019 8/16 , 閲覧 1,091

日本にはどのくらいの数が生息しているのでしょうか?

そのうち駆除されているのはどれくらいですか?

+1

回答 1

鳥獣害Q&A運営 活動場所:京都府
鳥獣害Q&A…もっと読む
投稿日:2019 8/16

ニホンジカの生息数は農林水産省の推計で平成28年には約272万頭です。

鹿の増加の勢いは凄まじく、平成元年から平成26年までの間に鹿の数は約8.3倍になりました。

寿命が長く繁殖力も高いシカは、雪の減少もあって西日本で爆発的に増えました。シカは樹皮や植物でも種類を選ばずに食べるのと、冬季に餌が減っても長い距離を移動するので容易に増え続けました。

鹿の生息数


[image="https://d2i75jtrxn9ejf.cloudfront.net/071/7105577222481196123.png"]

平成26年度以降は生息数がやや減少に転じました。生息数がこのように減少に転じたのは環境省と農林水産省が平成25年からの10年間で生息数を半減させる目標を定めて捕獲と駆除を増やしたからです。

駆除された数は平成29年では、なんと年間61万頭にも上りました。

鹿の駆除数


[image="https://d2i75jtrxn9ejf.cloudfront.net/132/13278095944503216029.png"]


しかし、それでも捕獲数はさらに今よりも増やす必要があります。

平成25年時点と同様の施策を継続した場合、10年後の令和5年には1.7倍の515万頭にもなると推計されています。

狩猟者や駆除に当たる方、農家が高齢化し、地域も過疎化する中、今以上に対策に力をいれていく必要があります。

効率化を目指し、インターネット技術も使われ始めました。捕獲用の檻にカメラをつけ、それをインターネットで常時テェックする方法で見回りの負担を減らしたり、檻にシカが入った時に適切に捕獲に行けるような対策も取られて効果をあげています。

参考文献

平成 30年度食料・農業・農村の動向

http://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h30/attach/pdf/zenbun-23.pdf

統計手法による全国のニホンジカ及びイノシシの個体数推定等について

https://www.env.go.jp/press/files/jp/29490.pdf

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運営FAQ 活動場所:東京都
投稿日:2019 8/16

上記のFAQについてコメントがあれば投稿お願いします。

鳥獣害Q&A運営 活動場所:京都府
投稿日:2019 8/23

鹿の数の増加数が2.4倍としていましたが、数ではなく被害面積の間違いでした。修正いたしました。

投稿中