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サル対策のネット「猿落君(えんらくくん)」というものがあるようですが、どういったものですか?
活動場所 :宮城県
写真なども見てませんし、商品知識もありませんが、
「猿よけネット」の構造は、
高さ二メートルくらい
下から150センチ180センチに渡り通電帯があり、猿が下から昇ろうとすると、電気ショックが流れる「電気牧柵です」
ひろぼーさん、回答ありがとうございます!
サル対策のネット「猿落君」は奈良県で開発された、サルの簡易侵入防止柵です。
鉄パイプを骨格とし、グラスファーバー製の支柱(商品名ダンポール)を用いて、サルよけネットを張ったものです。
他の防護柵に比べると安価(100mあたり約7万円)で、専門的な技術が必要なく、誰でも簡単に設置できます。
サルが登るとダンポール支柱がしなることにより、サルが防護柵を乗り越えしにくく、もしサルが乗り越えても、侵入や脱出にとても時間がかかり、その間に追い払いなどの対策ができます。
また下部にネットを重ね貼りすることでイノシシやシカにも対応できます。
ネットに馴れが生じ始めたら、その上部から外側へひさしネットを追加したり、さらに内部へ簡易ネットをもう一つ設けるなどして工夫すると慣れを軽減きます。
しかし、この防護柵は強風による隙間や、積雪で垂れさがったところから侵入されるなど、気象条件の悪化には弱いため、日々の点検と補修が必要です。
また、追い払い対策が集落で日常的になされていない場合は、防護柵を乗り越えることを学習するのに十分な時間をサルに与えてしまうので、追い払い対策や周辺の環境整備と合わせて行うと効果を持続できます。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。
参考
簡易サル侵入防止柵「猿落君(えんらくくん)」について、奈良県
http://www.pref.nara.jp/secure/42364/34-39enraku.pdf
サルよけネットの作り方(外側へのひさしなどその他の応用)、静岡市
https://www.city.shizuoka.lg.jp/000_004435.html
猿落くんアレンジいろいろ(アレンジしやすい防護柵)、三重県
http://www.pref.mie.lg.jp/fukyuc/hp/31506030223.htm
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