HACHIさんの日誌でイノシシにたくさんマダニが付いていたと紹介されていましたが、このマダニが人間や犬に移って被害が出ることはありますか?
イノシシ
集落にイノシシや鹿が増えるとマダニの被害も増えますか?
回答 5
今の様にマダニが認知されていない20年ほど前になります。春先に山菜を採りに行った2〜3日後に微熱とジンマシンが全身に出たので通院して点滴を半月ほど続けてようやく治ったと医者に言われた翌週には再発し、今度は二ヶ月間毎日点滴を受けてようやく完治しました。再発後に同じ病院で初診とは異なる医師からの子細な質問の受け答えの中で山に入った事は無かったかと聞かれ、ジンマシンが出る数日前に入った旨を伝えると、イノシシが通った後を人が通るとダニが着いて同様の症状になる場合があると知らされました。
その数年後には各地でマダニのニュースを聞くようになり、ひどい場合は命に関わることを聞いてからは山菜採りを自粛するようになりました。
ねうさん、
>このマダニが人間や犬に移って被害が出ることはありますか?
あります。それもかなりひどい頻度で発生しています。私の付近では、イノシシが増加する前には、マダニが人に付いた事など経験がありませんでしたが、イノシシの急増後にマダニ被害も急増しました。私自身も毎年、10数回は噛まれます。
ACJ38さんのように、マダニに対してアレルギー反応を示す人も私の知る限りでも数人います。中には、重症化ししばらく入院した人もあります。
それと、重要なのは、数年前から、中国から伝わったと言われる、“マダニウィルス”が西日本から広がり、静岡県でも昨年死者が出た事が公表されました。噛まれた全員に発症する訳ではありませんが、一部の人に発症し、悪化すると 「重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)」を発症し、致死率がかなり高く、治療法が現在はないと言われています。
厚労省の発表によると、2011年に中国の研究者の発表により、公表されたマダニウィルスが、2013年には、日本でも報告された、とあります。その後九州や中国地方から、死者が出ていることが確認されていました。
ねうさん こんばんは、nakayan@静岡さんの回答の通りだと思います。補足しますとイノシシ・シカのみで無くタヌキなど獣類は皆、獣道を共有していますのでマダニを持っていて、獣道では次の宿り主を捜してマダニが待ち構えています。なるべく、獣道の側は通らないようにしておいた方が無難だと思います。また、家の周りの藪など獣道になるような所は良く刈り込んでおくほうが良いと思います。関東の方では遭遇しませんが九州の実家の周りには山ヒルがいます。これも動物が運んで来ます、空き家にしていますもので庭先まで毎晩、イノシシ・シカなどが来ていますからサンダルなどで迂闊に歩きますと、何時の間にか吸いつかれてたっぷり血を吸われます。吸われても痛くも痒くもないのですがヒルが離れた後結構血がでます。それから、犬に移るのが動物疥癬ですね、たまに疥癬症のイノシシやタヌキと出会います。これも、疥癬症に掛かった動物が通った後の獣道にダニが残ります。但し、こちらは宿り主を離れてからそう長くは生きられないようですから、犬などへの感染は少ないかも知れません。動物は獣道を次から次へと通過するものですからその過程でいろいろと感染するようですね。
ノワと申します。ねうさん初めまして 私の所大阪府南部の 大きな住宅地のはしにありますが
私は今まで2回 マダニがつきまして 皮膚科で切り取ってもらいました 自宅から巣箱の所にすぐのとこですが(歩いて10分)気ずいたときには小豆粒大までになっていましたが 医者で 取ってもらったのが正解でした
血液検査が絶対必要だからです 今では 取りつかれにくい生地のズボンとマダニ除けのスプレーのおかげで近年では大丈夫になりました でも時々猪に遭うことがあります
ACJ38さん、なるほど、イノシシが通ったところにマダニが付いていて、そこに行くとマダニが付く恐れがあるんですね、恐ろしい。山菜採りなども行くので気をつけたいと思います。情報ありがとうございました。