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私の祖母は、毎年田んぼで稲を育てているのですが、田植えの時期になるとイノシシが苗を荒らすので写真のようにネットを張っています。
しかし、簡単に破られて荒らされてしまいます。
何かネットを強化する方法や電気柵以外の良い対策方法はありませんか?
活動場所 :岡山県
私達の地域で良く使われているのが、屋根に使う波トタン板を使って囲っています。
使っている人が言うには、イノシシからは中が見えないから良いと言っていました。
活動場所 :奈良県
そうなんですね。ありがとうございます。今度試してみます
びのさん。電気柵以外の方法をお探しの訳は、祖母の方が電気柵を怖がっていらっしゃるか、びのさんがご心配されているかではないかと勝手に推察した上で書かせて頂きます。私の近くでも楽しみに育てている野菜や稲を猪に荒らされて困っている方が沢山いて、10年位前までは使用されて居なかった電気柵が今はほとんどの田畑で設置されています。80.90歳の方も使用されていて事故の起こった話は聞いて居ません。稲作をされるお元気な祖母の方でしたら、他の方の現場を見せて頂いて安全を確認した上で設置されれば大事な稲を荒らされることはなくなるのでは、と思います。写真のネットを補強して猪の侵入を防ぐのは難しいとおもいます。頑強な杭を打って補強しても次には土手を堀って崩し始め大変な事になりかねません。
そうなんですね。祖母にそのように伝えてみます。ありがとうございました
イノシシにネットはほぼ持ちませんが、5cmメッシュの網なら食い破りは少なくなりますが、地際から進入します。2mmの針金をいとも簡単に切ります。コンクリートを打設するときのメッシュを組んで、固定するのがもっとも良いかもしれません。イノシシは本当に腹が減ると、電化柵が当たっても鼻にあたらない限り、逃げません。体毛が堅く、体に当たるくらいでは、突破してきます。鉄筋とメッシュが効果的だと思います。その下から入るイノシシもいますが・・・。下記は参考です。
和歌山県で森林防護柵を修繕した場合、まずイノシシが修繕部分を破壊し、次にニホンジカ(以下:シカ)がそこから柵内へ侵入する事例が複数確認された。今回、新規設置された森林防護柵に対する獣類の破壊行動を把握するため、田辺市のスギ・ヒノキ人工林内の平坦地に、標準柵(10cmメッシュネット)、強化柵(5cmメッシュネット)、金網柵(2mm鋼線)をそれぞれ4×8mの長方形に設置し、その内外に米糠と古米を1週間に1度給餌し、自動撮影カメラによる撮影を実施した。調査期間は2017年5月26日~11月30日の189日で、シカは156日、イノシシは89日撮影された。調査開始から3日後にシカが、15日後にイノシシが始めて確認された。標準柵は開始から30日後にイノシシが接地部を破壊して侵入し、44日後にはシカがそこから侵入した。強化柵と金属柵は59日後にイノシシが接地部を破壊して侵入したが、シカの侵入は調査期間内に見られなかった。しかし、イノシシが破壊を継続しており、最終的にシカは広がった破損部から侵入すると推測された。以上、餌を用いた試験結果であるが、本県において最初に柵の接地部を破壊するのはイノシシの可能性が高く、対策を検討する必要がある。
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。