これから冬になります。こちらでは冬には30cm程度雪が積もることも珍しくありません。
餌もほとんど無くなりそうですが、気になったのが冬のイノシシの生活です。
冬の間はイノシシはどうしているのでしょうか?雪に埋もれると行動できないので冬眠するのでしょうか?
もし冬眠するなら、冬には獣害の被害はあまり心配ありませんか?
ねうさん
こんにちは
いのししは少い餌場所を見つけて越冬します
少し前は東北にはいなかったいのししも温暖化により環境も良くなっているため東北地区でも越冬した いのししがいる様です
30cm位の積雪では間違いなく越冬します 彼らも生きて行くため必死です 野菜畑のくずは必ず回収してくだい 畑の周りに電気柵内側に目隠し様のトタンもひとつの防御策です (参考)
電気柵は自治体により補助金でる所もあります よろしくお願いいたします
ねうさん こんばんは。
積雪30㎝位でしたら難なく下りてきますよ、ここは冬の間は1m位の根雪になりその上に積もっていきますので多いときは2mにもなり囲いの塀が見えなくなります。そうなると雪から出ている物は全て動物の餌になるのです。雪の中ではよく目立ちますので 早朝部屋の中から外を眺めると 鹿 猪 狐などいろんな動物が来ます。垣根の薔薇の枝を食べ尽くすので エアーガンを調達して射撃、飛距離30M。逃げたのは最初の3~4回のみ。動物は賢い、「さー撃ってみろ」とばかりにギリギリの所で顔を並べてこちらを見ています。歯ぎしりしながら プラスチックの弾を金属にしたらいいかも・・・という私に 横から夫が「それは違法ですよ」と。28,000円もしたのに効果なし、トホホ・・。カメラを向けると逃げないでじーっとこちらを見てる・・・解ってるのかしら?
直線距離で150m位山を上った所から池の水を引いているのですが そこには良く猪が来ていて沢ガニを食べているようです。あの巨体で谷川の給水管を踏み荒らし沢伝いに下りてきています。近年は熊も冬眠に入るのが遅いようです。餌が充分にないからでしょうか・・。暮れにお正月用のウラジロを取りに裏山に行き雪の上に大きな熊の足跡を見つけ 転げるように走り帰ったことがありました。てっきり冬眠の時期だと思っていたのでしたが 気を付けないといけませんね。それまではよく裏山に登っていたのですが それ以来裏山へは入山禁止です。
ねうさん、こんにちは。かなり前のご質問ですが、補足で回答してみます。
イノシシは冬眠せず、積雪が30cm以上ある日が一冬に70日以上あると越冬できない、と従来されてきました。
しかし、山形県にいらっしゃるボブパパさんがおっしゃる通り、東北でも越冬するイノシシが見つかっており、特に宮城県では分布域がどんどん北上しています。またわずかですが山形や、岩手、秋田でも目撃され、捕獲もなされています。
子供の頃に私は新潟県の北の方に住んでいて、イノシシを見たことも聞いたこともありませんでした。しかしどこをどう移動してきたのか不明らしいですが、新潟県でも南の方からイノシシの生息域が広がっています。特に長野や群馬の県境に当たる豪雪地帯でも見つかっているので、積雪の多さはイノシシの生息に影響が少なくなっているのでしょう。
古い記録では、江戸時代に岩手でもイノシシ猟が行われ、青森の八戸では増えたイノシシにより大飢饉が起こりました。青森の弘前市ではイノシシをかたどった土偶も見つかっており、東北ではイノシシが以前には広く分布していたことが推測されています。
2m近い積雪の長い冬をどのようのイノシシが食料を得ているのかわかりませんが、新潟でも海岸近くではそれほど積雪がなく、凍結もあまりないので、長い距離を移動できるなら越冬も可能でしょう。しかし足も短く、シカほどには長距離を移動できないでしょうから、今後の研究成果が待たれます。
https://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/tyozyu/bousisaku/yobou/pdf/06_chapter_3.pdf
(東北地方のイノシシの生態と被害対策、農研機構)
ぶっちょさん、回答ありがとうございます。年中警戒が欠かせませんね。畑はお休みのところが多いので動物もあまり里には降りてこないのかもしれません。