現代農業の鳥獣被害対策の本で、「サル退治は七面鳥におまかせ、油ボトルが大の苦手、七面鳥の高笑いがサルを撃退」という紹介文がありました。
ネットで検索すると、滋賀県農業総合センターが平成16年に行った試験では、七面鳥を梨園に放して、その啼き声でサルの侵入を防いで被害を防止でき、同時に七面鳥が雑草を食べてたり踏みつけたりして除草効果もあった、とあります。
ここでは効果的な七面鳥の必要面積やエサの量も調べられ、1羽あたり50平方メートルの密度で配合飼料を約60g/日・羽に制限するといいとあります。これは除草剤や草刈機を用いる慣行方法よりも安く、手間もかからないという内容です。
問題のサルの侵入防止ですが、放鳥している間は梨園にサルが侵入しなかったとあります。しかしサルが七面鳥の声に慣れてしまう可能性もあり、それで効果が薄れると考えられる、とあります。またキツネや野犬の侵入を防ぐための囲いも必要との注意点も記載されています。
この方法かあるいは似たような方法で果樹園へのサル侵入を防いだことのある方はいらっしゃいますでしょうか?教えていただけますか?よろしくお願いいたします。
http://jlta.lin.gr.jp/report/techinfo/houkoku/h16_221.html
(公益社団法人、畜産技術協会)
ひろぼーさん、ありがとうございます。
七面鳥が居るところだけにしか効果が無いなら役に立ちませんね。
子供の頃に自宅の鶏にいたずらして追いかけられ、つつかれて痛い思いをなんどもしたので、もしかしたらと思い、質問してみました。
少し古い試験で、続報も見つかりませんでした。ありがとうございました。