こんばんは。
庭の柿の木がよく熊の被害にあいます。
実がなっている時は木によじ登り枝を折られ、実がなっていない時は爪とぎをされるのでボロボロになってしまいます。
畑のように電気柵で囲むのも大変なので(庭の木にそこまでしてられない...)半ば諦めかけていますが、もし何かいい対策があれば教えてください。
太郎さん、こんにちは。
クマの樹木被害対策では、nakayan@静岡さんのおっしゃる通り、波トタンを巻いて固定しておく方法もよく使われます。
クマはスギやヒノキで、樹皮の皮剥ぎという森林被害を起こす習性があり、この防止対策でKPロープ(ポリエチレン製のトラックロープなど)やポリエチレンテープ(荷造り用)なども用いられています。
あるいは、リンロンテープという、トウモロコシを原料にした生分解性のテープもクマやシカの皮剥ぎ被害対策向けに開発されています。
しかし、柿の実を目当てに庭先へ来るような時には、その果樹が手に入るまでクマはかなり執着します。それに人家の庭先にまで出没しているようなクマは、人にも人里そのものにも慣れてしまって、人身事故も起こしやすくなっていると思います。
このクマは太郎さんの庭先の柿の木を諦めても、近くの他の家に容易に行きかねません。こうした習性は母グマから仔グマへと受け継がれることもわかっています。
太郎さんのお住まいがどちらかわかりませんが、私が以前住んでいた長野県では、特にクマの大量出没年を中心に、死亡を含めたクマによる人身事故が何度も起こっています。人里からどうしても離れないクマは、捕獲して奥山へお仕置き放獣される場合もあります。
一度市役所や県にご相談されるといいと思います。よろしかったらこちらも参考にご覧ください(クマ類出没対策マニュアル)。失礼しました。
http://www.env.go.jp/nature/choju/docs/docs5-4a/pdfs/chpt2-1-1.pdf
nakayan@静岡さん。
トタンがあるとハクビシンも滑って登れないということでしょうか?爪を引っ掛ける場所は確かになさそうですが。
トタンなら電気柵より安価ですし、そのくらいならしてもいいかなと思えます。
熊に力でづくで倒されてしまったりしますかね?(それならそれで仕方ないですが...)
太郎さん、返信が遅れてすみませんでした。
トタンを立てかけてあるとハクビシンもすべって登ることが出来ません。
クマに使った事はありませんが、番線でしっかりと縛ればクマも登れないと思います。
ただし、ハクビシンはすぐそばに他の木の枝があるとそこから飛び移ってしまいますから、それだけは注意が必要です。
nakayan@静岡さん
今年、柿の実ができ始める頃に試してみようと思います。
ハクビシンは見かけたことありませんが、念のためその辺りも注意してみるようにします。
ありがとうございました。