どのような特徴がある罠なのでしょうか?教えてください。
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シカ
岩手県で運用された、「おりわなみはるちゃん」とはどのようなものですか?
回答 1
活動場所:京都府
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投稿日:2020 1/5
「おりわなみはるちゃん」とは自動捕獲装置です。
進入センサーにより設定数以下ではゲートが閉まらないようになっており、さらに周辺センサーによりゲートの前面に動物がいる間も閉まリません。
森林内では大型の囲いワナを設置するのが困難な場合も多く、通信確保も難しいため、簡易型の囲いワナで、効果的に作動する自動捕獲装置が求められていました。
この装置では二重のセンサーで全頭捕獲が容易になりスレジカの発生を抑えます。しかし設定頭数以下の群れでは捕獲できず、周辺センサーの死角にシカがいると、スレジカになる可能性があります。
このため出没する群れ頭数を事前調査で把握して、最低捕獲数を決定します。
岩手県大船渡市では、最大5頭を捕獲できる簡易囲いワナを用いました。これは軽トラックでも運搬でき、傾斜地でも設置可能な中型タイプで、森林内の状況に合わせて形の変更も自由にできます。
事前調査により最低捕獲数を3頭と決めた結果、3週目に3頭と、4週目に2頭進入して誤作動によりその2頭が捕獲されました。しかし、1週目と4週目の終わりにシカの埋設用の穴をバックホーで掘ったところ、翌週には出没が減少する結果となり、今後の課題となりました。
参考
簡易囲いワナの取り組みについて、H28年:三陸中部森林管理署
http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/sidou/attach/pdf/h28_happyoushuu-35.pdf
おりわなみはるちゃん:(株)アイエスティー
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