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ハクビシン
ハクビシンの被害が出にくい畑の特徴はありますか?

運営FAQ 活動場所:東京都
基礎的なことはなかなか質問しにくいと思いますので、運営がよくある質問をFAQ形式で提供します。もちろん、運営以外の方の回答も…もっと読む
投稿日: 2019 11/22 , 閲覧 346

ハクビシンが被害が出にくい畑の特徴があれば教えてください。

回答 1

鳥獣害Q&A運営 活動場所:京都府
鳥獣害Q&A…もっと読む
投稿日:2019 11/22

きちんと環境管理された畑には、ハクビシンに限らず様々な動物は寄り付きません。

環境管理とは、

・廃棄する野菜をそのまま捨てず、動物が食べれないようにコンポストなどに入れておく

・周囲の草刈りをする

・水路を定期的に掃除するなどです。

などが挙げられます。

他にも、だれも収穫しなくなったり管理放棄された柿の木などの果樹の伐採、空き家や納屋などの畑周辺の環境のチェックも有効です。

人間が食べられても気にしないこれらのものでも、動物にとっては貴重な食糧です。結果的にハクビシンに限らず様々な害獣を呼び寄せる原因となります。

以前は出没しなかった野生動物が現れるようになった原因は、以前と比べて村や町が「動物が住みやすい環境」もしくは「動物が徘徊しやすい環境」に変化してしまったためです。

例えば、誰も管理しなくなり草が生えた農地であれば、動物は身を隠すことができるので、通り道として利用しやすくなります。

おいしそうな柿の木が毎年放置されたままで、実が地面に落ちたままであれば、動物は喜んで食べに来ます。

そして、そんな環境下で周囲に管理された耕作中の畑が隣にあれば、そこが動物の行動範囲の候補にもなったりします。

もちろん、動物にとっては人の手が入っている農地はリスクが高いので、あまり入りたがりません。

しかし、そこに廃棄された野菜や果物が放置もしくは捨ててあったりすれば、動物は食べたい欲求とリスクを天秤にかけます。

欲求にまけて、畑にはいり、一度野菜や果実の味を覚えてしまうと、「ここは前にも簡単にごはんが食べれた土地だ」と覚えてしまいます。

また、電気柵や防護柵を周りにめぐらしたりすれば、「ここは侵入すると電気がビリっとして危険な土地だ!」と覚えるので、寄り付かなくなります。


参考

農林水産省 野生鳥獣被害防止マニュアル http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_manual/h20_03b/pdf/data0.pdf

運営FAQ 活動場所:東京都
投稿日:2019 11/22

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