雑草の管理と獣害の対策に何か関連があるのでしょうか?
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シカ
道路のり面や畦などの雑草の刈り取りも鹿の獣害対策に重要な理由はなんですか?
回答 2
活動場所:京都府
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投稿日:2019 8/26
道路のり面や水田の畦に生え始めた雑草がシカを集落に呼び寄せるためです。
冬は特にエサとなる緑草が山に無くなるために人里にシカが出没しやすくなります。シカは畑の野菜よりも先にこうした生え始めの柔らかな雑草を目当てに集落近くに来ます。農作物はその後に見つけて食害します。元来シカは警戒心の強い動物ですが人慣れしてくると大胆になり昼間でも集落の近くまでやってきます。
水田でも稲刈りの後に生える二番穂のヒコバエや雑草、さらに種を撒くレンゲなどもシカを惹きつけます。また水田では稲刈り後に耕して二番芽のヒコバエを防ぎ、さらに12月にもう一度耕耘して冬の雑草の繁茂を防ぐとシカを寄せ付けません。
また、最近では耕作放棄地も増加しています。草が背丈ほど伸びるような状況になると、集落と山との間の貴重な隠れ家となり、集落の獣害被害の増加に繋がります。
参考資料
野生鳥獣被害防止マニュアル改訂版イノシシ・シカ・サル実践編
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/manual_inosisi_sika_saru_jissen/data0_6.pdf
シカの被害対策 三重県
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