合鴨農法で米を作っているのを長野県内で見たことがあります。キツネなどから合鴨を守るために水田をネット囲っていましたが、これに電線を織り込んだ合鴨電気ネット柵があり、水田ではなく畑に使ってイノシシとアライグマなどの中型動物による被害をうまく防止している記事を以前に見たことがあります(今はリンクが見つかりません)。
ネットを販売している末松電子製作所のホームページでは、織り込まれた柵線は4段で間隔が下から25、25、27、23cmです(3段のもあります)。地中に埋める深さは20cmです。支柱はFRP製なので支柱からの漏電は無いようですがイノシシに対して強度が十分なのかわかりません。網目は12mmが標準のようです。ネット全体の高さは1.2mです。
ネットに柵線が織り込まれているので、イノシシが鼻で線を持ち上げることようなことは無さそうですが、ネットそのものを掘り上げてしまいそうです。草がネットを登ると漏電しそうなので、除草管理に手間がかかりそうです。
設置の費用と手間はワイヤーメッシュの上部に電線を張るタイプよりは安くて早くできそうです。電線が4段あればよじ登る動物にも十分に対処できるのでしょう。
自分では試せないのですみません。長野にいる知人に教えようと思います、どなたか詳しく知っていらっしゃる方がいましたら教えていただけますか?
http://www.getter.co.jp/product_info27.html
(末松電子製作所、あいがもネットシリーズ)