ログインまたはユーザー登録してからコメントしてください

ログインまたはユーザー登録してから回答してください

ログインまたはユーザー登録してからいいね!してください

あなたの質問が同じ問題で悩んでいる人の助けになります

同じことで困っている人はたくさんおられます。質問するだけでも貢献に繋がります。

質問を投稿する

この質問は1年以上前に投稿されたもので、情報が古くなってしまっている恐れがあります。ぜひ新しく質問してみてください。 新しく質問する

イノシシ
山際と水田との複雑な地形の地区に住んでいて、イノシシ対策が困難です。

運営FAQ 活動場所:東京都
基礎的なことはなかなか質問しにくいと思いますので、運営がよくある質問をFAQ形式で提供します。もちろん、運営以外の方の回答も…もっと読む
投稿日:2019 12/25 , 閲覧 450

このような条件でも、被害が減少した対策の事例はありますか?

+1

回答 1

鳥獣害Q&A運営 活動場所:京都府
鳥獣害Q&A…もっと読む
投稿日:2019 12/25

人里と山が複雑に入り組む富山県氷見市では、増え続けるイノシシ被害に対して、人里とイノシシを棲み分ける総合的な対策で、この6年間に被害額の84%が減少しました。

市では、イノシシ等対策課を新設して職員2名を配置し、鳥獣対策協議会の設立と対策実施隊の結成もなされて、猟友会員2名を協議会で雇用し、パトロール隊も結成されました。

市全域の市民を対象に講習会も開催され、西日本農研センターの講師による座学と集落点検の実地研修がなされました。それらを市の広報で連載記事に掲載し、パンフレットも作成され、女性農業者へのイノシシ研修も行われて情報発信が広がりました。

山に入り組んだ複雑な地形の水田には、電気柵の国の補助条件を満たさない農地もあり、市で防護柵の設置を進め、広域への延長と適正な維持管理もされました。また市単独で家庭菜園も対象とする電気柵の補助もなされました。

イノシシと人里を棲み分ける生息環境管理では、水稲のヒコバエのすき込みや放置果樹の除去、集落のヤブや放置竹林の整備を行い、被害の減らない地域では加害個体の捕獲を進め、この5年間に捕獲数が12倍になり、地域の総合的な防除策の広がりで効果が現れました。


参考

棲み分け・侵入防止・捕獲による総合的なイノシシ対策の取組み、平成30年、富山県氷見市:農林水産省

http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/hyousyou_zirei/yuuryou_jirei/47kamisibai/attach/pdf/47zirei-43.pdf

運営FAQ 活動場所:東京都
投稿日:2019 12/25

このFAQにコメントがあればお願いします。

投稿中