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オオカミが最大のキツネの天敵でしたが、本州ではニホンオオカミが明治38に絶滅し、北海道ではエゾオオカミが明治期に絶滅して以来、大型の猛禽類であるワシやタカ、フクロウなどが仔のキツネや時には成獣のキツネを捕まえるので天敵となっています。
またキツネの仔はその他にタヌキやアナグマにも捕食され、北海道のヒグマや本州のツキノワグマが成獣のキツネを捕食した記録もあるので、天敵と言えます。しかしクマがキツネを追いかけることは稀で、怪我や病気になったものを捕まえる程度と考えられます。
あるいは群れをなしている野犬がキツネを襲うこともあるため、これも場合によっては犬も天敵となります。
海外ではオオカミの他にヤマネコのいる地域ではそれもキツネの天敵になっています。
また人間も家畜の鶏や小動物に対する害獣としてキツネを捕獲する場合があるため、むしろ最大の天敵と言えるかもしれません。
同じような生活圏でエサが競合する場合もあります。外来種として数が増えて農作物被害を多く出しているアライグマも地域によってはキツネの生息地を圧迫してその個体数を減らしている場合があり、天敵の定義からは逸れますが、そのような役割をしている場合があります。