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イノシシ
駆除で捕獲されたイノシシの食肉への利用率はどのくらいですか?

運営FAQ 活動場所:東京都
基礎的なことはなかなか質問しにくいと思いますので、運営がよくある質問をFAQ形式で提供します。もちろん、運営以外の方の回答も…もっと読む
投稿日:2019 11/26 , 閲覧 460

駆除で捕獲されたイノシシのうち、多くが廃棄されているようですが、食肉として利用されるのはどのくらいですか?

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回答 1

鳥獣害Q&A運営 活動場所:京都府
鳥獣害Q&A…もっと読む
投稿日:2019 11/26

平成27年度の全国のイノシシの捕獲頭数は有害駆除の捕獲が39万頭で狩猟によるものが17万頭でした。合計で55万頭あり、さらに増加し続けています。

このうち食肉としての利用数は平成28年度で27476頭であり、利用率はおよそ5%でした。自家消費量やペッドフードへの加工を差し引くとジビエへの割合はさらに低くなります。

全国で最も多くイノシシを捕獲する長崎県では、年間に3万頭ほど捕獲されますが、食肉への流通量は捕獲数の約3%で、自家消費分を含めても全体で15〜18%ほどで、7割以上が捕獲された山間地に埋設されるなど、食肉への利用はまだ少ない状況です。

長崎県では、食肉への利用が進まない原因を、ブタ肉との比較で調べたところ、味と硬さの両方でブタ肉の方が多く好まれ、官能試験でもブタ肉を好む方が多いものの、35%の人がイノシシ肉を選び、16%の人が同等だと回答しました。

他の調査項目からもイノシシ肉があまりいい印象を持たれていない傾向にあり、価格帯、購入場所、調理方法などが不明、などの原因も示唆されました。そのため調理液に浸して加工したり、商業ベースでの利用促進のための高品質化などの取組も期待されています。

参考

捕獲鳥獣のジビエ利用をめぐる最近の状況、H30年:農林水産省

http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_kensyu/attach/pdf/30_tsukuba_kensyu-11.pdf

捕獲個体の適正な利活用技術:長崎県、農林水産省

http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/30_ict_seika/attach/pdf/ict_kenkyu_seika-13.pdf

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運営FAQ 活動場所:東京都
投稿日:2019 11/26

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