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ハクビシンやアライグマはどのような場所に住んでいるのでしょうか?
自然界では、ハクビシンやアライグマは、樹洞や他の動物が掘った穴などを巣として利用しています。
しかし、近年では建物の中にねぐらを作っている場合が多く見受けられ、民家の天井裏や壁の隙間にねぐらをつくることが問題になっています。
アライグマとハクビシンは木登りが上手で、狭いところが大好きです。
どうやって侵入したんだろう?と思うようなところにねぐらをつくっています。
中でもハクビシンは針金のような細いものでも器用に登れるほど木登りがとても上手で、天井裏などの高いところに潜むことが多いです。
昭和30〜40年代に多く建設された木造モルタル吹きの建物は、壁の隙間に埋められた断熱材をアライグマが食いちぎり、そこをねぐらにしているケースが多くみられるようです。
また、人の出入りがすくない神社仏閣や公共施設、納屋などもねぐらの候補の1つです。
移動には川や用水路のそば、電線や木などを利用することが多いです。
参考
農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル〜総合対策編 」http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/sogo_taisaku/manual_common.pdf
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