Question

イノシシの箱罠で竹製のものが紹介されています。愛知の岡崎市のHPです。https://www.city.okazaki.lg.jp/1400/1404/1414/p003252.html

実際に使われている方はいますか？耐久性が低いので安全性が不安ですが、竹なので警戒心が低いということはあるのでしょうか、

Answer 1

竹の箱罠は様々な雑誌に取り上げられていて（例：けもの道、現代農業など）、ローコストなので私も作成しようか検討しています。

同じ猟師グループの人がイノシシの有害駆除目的で竹製の箱罠を作成して設置しています。本人から聞いた話をご紹介します。あくまでその方のご意見なので悪しからず。

まず、警戒心について。竹だから警戒心が薄れるといった効果を感じたことはないそうです。どちらかというと個体差の方が大きいのではないかと言っていました。「鉄の箱罠でも竹の箱罠でも、警戒する個体は警戒するし、米糠に誘われてすぐ入る個体もいる。捕獲率も鉄の箱罠とだいたい同じくらいだ。」と言っていました。

耐久性について。「竹は丈夫なので、組み上げと固定をきちんとすれば耐久性は問題ない。しかし、竹の経年劣化には気を付けた方が良い。以前熊がかかったが、劣化していた竹を壊して出て行ったことがある。あと、竹は鉄のようにまっすぐではない。どうしても隙間が空くので、竹と竹の隙間には気を付けた方がいい。」と言っておりました。