私が移住を考えて見学した地域では、田んぼの電柵がありましたが、イノシシ対策のようでした。
イノシシが田んぼにくる時期はいつでしょうか?稲穂ができる前から来ますか?
私達の地域では、稲穂の頭部が垂れて成熟した頃からです。
J&Hさんが、おっしゃることも有りますが、田んぼの中で寝転がり稲を使って体に付いたダニや虫等を落とすので広範に稲がなぎ倒され稲穂に臭いが付いてしまうので米は臭くて食べられなくなります。
里山Iターンさん、こんにちは。
だいぶ前のご質問にですが補足します。
山梨県の北西部に私が住んでいた頃ですが、地域全体で水田に電気柵を設置する以前には、イノシシは田植え直後から少しづつ現れ始め、稲がよく伸びた頃には荒しまわるかのように田んぼ中に足跡やなぎ倒す跡が出ました。そして穂が熟し始めるとかなりの頻度で現れ、稲刈り直前に被害が最大でした。
兵庫県がシカとイノシシが農地に現れる時期と頻度を平成18〜20年に調査しています。これによるとイノシシの出没は9月にピークがあります。やはり熟す直前の穂を食べに来ています。
イノシシは鼻で70kgもあるものも持ち上げたり、掘り返す力も強いため、稲穂への被害に止まらず、石の下の虫やミミズも好むために水田の畔や法面などに被害が出ます。
畑や水田も借りられそうな借家探しで私はあちこちに行きました。地域によっては都市からの移住者も多く、野生動物の被害も詳しく教えてくれましたが、そうでないところでは、動物被害がむしろマイナスイメージになるのか、借りる前でも近所で教えてくれないところもありました。
水田では電気柵に限らず、用水路の手入れなどの共同作業もあるので、動物対策も共同で効果が出たものの、畑は各農家が独自にやっていることが多く、自分で対策を行ってうまくいったり、まるで効果がなかったりと色々でした。外から見ただけではどんな動物が出るかもわかりにくいので、ご自身で調べる必要も出てきたりします。
J&Hさん、回答ありがとうございます。なるほど、なのでまだ田植えしていない今の時期でも電柵があるのですね。
ミミズなんかを食べるんですか、あんなに大きいのにそれでお腹がふくれるのでしょうか。掘られると田んぼが凸凹になって困りますよね。田んぼの電気柵は常に行う必要があることがよくわかりました。