田んぼの脇の草藪が掘られていましたので、イノシシが暴れ始めたな思って駆除用の箱わなを見に行きましたら、比較的大きな雄のイノシシが入っていました。完全に夏毛に変わっていましたので迫力が無く小さく見えました。落として引っ張りだしたらまあまあのサイズで牙もそれなりの大きさでした。昔は大きな牙を持ったイノシシが良く獲れましたが近年は駆除の影響で獲れるのは若いイノシシばかりで滅多に大きい牙には出会いません。久しぶりに牙を外してみました。まだ、冷凍したまま外していないイノシシのあごもあると思いますが。真ん中の小さい方は上あごの牙で下あごの牙を鋭利にするための研石替わりの牙です。通常、見えているのは先端部分だけです。
以前に外して残っている牙はひとまわり大きかったですね。真ん中の左側の物は熊の牙です。
この牙の所有者?のイノシシです。夏毛です。