同じことで困っている人はたくさんおられます。質問するだけでも貢献に繋がります。
野生のアライグマの危険性はどの程度ですか?
岐阜に移住してきてアライグマが多く出る土地だと知りました。今は農作物がないからか、あまり見かけませんがこれからの季節心配です。
活動場所 :岡山県
過去の回答と同じで申し訳ありませんが、見かけによらず興奮すると狂暴ですから注意してください。日本でも小型犬を食い殺した例があります。ラスカルのイメージは捨ててください。外来動物ですから、市町村の役場や保健所に相談したり、市町村の役場で小型の囲い罠を貸してくれるところがありますから、相談してください。マダニにも注意してください。
活動場所 :広島県
活動場所 :宮城県
雪見さん、こんにちは
アライグマが岐阜県で広がっているのは知りませんでした。
平成28年の県の調査で、岐阜市や関市、大垣市を中心に都市部やその近郊に多くいて、水辺を好むので川沿いに広がっているのでしょう。元は昭和37年に愛知県犬山市の動物園から逃亡したものが岐阜県にも拡大していったそうです。
平成16年には春日井市で犬の散歩中の主婦がアライグマに襲われて、腕などに26箇所も咬まれた事故が発生しています。また平成23年には尼崎市で連続して人が襲われる事故も発生し、いずれも夜間や早朝に犬の散歩中に起きています。アライグマが1頭のこともあれば、2〜3頭の時もあり、近くにアライグマの仔がいたのではないかと推測されています。
北海道でも急速に増えていて、それに伴って都市近郊では人身事故も起きています。
見かけによらず凶暴で、箱わなで捕獲しても金網の接合が緩いと押し広げて逃げていくともあります。
過去に自宅で仔から飼育した方のブログでは、生後4ヶ月で暴れ出し、6ヶ月で噛みつき鋭い爪を突き刺すようになり檻で育てるより方法がなくなりました。のちに病気で最後を看取るまで凶暴さはあまり変わらず、その後も安易に野生動物を飼育したことを後悔したとあります。
元来、人になつくことのない動物なので、体が大きくなれば、その分人の受けるケガもひどくなり、感染症の心配もあります。
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。