同じことで困っている人はたくさんおられます。質問するだけでも貢献に繋がります。
イノシシは随分増えているそうで最近では都市部にも出て来ることが多々あり人を騒がせていますが、同様に猿の生息範囲も広がっているのでしょうか?
こちら埼玉の田舎ですが猿被害は聞きません。
活動場所 :岡山県
あいさん、こんにちは。
長野県に長く住んでいたので、サル被害が無いと聞くと羨ましくなります。環境省の全国調査をみると、従来の山間地を中心に群れの生息地が徐々に広がっています。
埼玉県の調査では県内に約20群れがいて、県の西部地域と秩父地域の山間部に生息し、拡大傾向にあると平成27年の報告にありました。
これらの地域の群れは行動域が固定されない傾向が強く、他へ移動しやすくなっているそうです。秩父市の東側ではユズの産地を中心に、JR八高線を境にした追い払いも行われていて、生息地の拡大防止が急務になっています。
特に冬季には人里のエサに依存する傾向が高く、放置果実や季節の過ぎたユズの残る果樹がサルの栄養をよくしていて、味を覚えると、さらに栽培されている農地への被害が拡大しやすく、対策が徐々に困難になってきます。
埼玉県では複合電気柵の開発が盛んで、こちらのサイトでも紹介され、ハクビシンやアライグマ対策に効果的な「楽落くん」「楽落くんライト」「白落くん」がありますので、これを電線を増やすなどの改良をしたら、サルにも有効と思います。
もしお住まいが今後のサルの生息拡大予想地域に入っていらっしゃるようでしたら、よく注意して早めに対策などもご検討ください。
失礼しました。
(文章内の図は環境省、及び埼玉県の各サイトより引用しました)
環境省、ニホンザルの現状(平成16年)リンクです。https://www.env.go.jp/nature/choju/conf/conf_wp/conf05-03/mat01-1.pdf
埼玉県鳥獣害防除研修会の資料(平成26年)リンクです。https://www.pref.saitama.lg.jp/b0909/documents/h26chojyu.pdf
すみません。全国でのサルの生息地と拡大の地図を添付し忘れました。環境省のサイトからの引用です。
KissyCussyさん
詳しいご回答ありがとうございます。
埼玉にも猿がいたなんて知りませんでした。20群ということは4〜500頭はいそうですね。
幸いにも家は予想地域より少し離れていました。ですが遠くない将来来ると思いますので早めに対策できるようにしておかなきゃなと思います。
猿が好きそうな果物も作りたいと思っているので、複合電気柵が必要になりそうです。