ログインまたはユーザー登録してからコメントしてください

ログインまたはユーザー登録してから回答してください

ログインまたはユーザー登録してからいいね!してください

あなたの質問が同じ問題で悩んでいる人の助けになります

同じことで困っている人はたくさんおられます。質問するだけでも貢献に繋がります。

質問を投稿する

この質問は1年以上前に投稿されたもので、情報が古くなってしまっている恐れがあります。ぜひ新しく質問してみてください。 新しく質問する

シカ
大量に捕獲・駆除しても、シカの頭数がなかなか減らない理由を教えてください。

運営FAQ 活動場所:東京都
基礎的なことはなかなか質問しにくいと思いますので、運営がよくある質問をFAQ形式で提供します。もちろん、運営以外の方の回答も…もっと読む
投稿日:2020 1/5 , 閲覧 1,395

日本全体で鹿を駆除しても、なかなか鹿の頭数が減らないのはどのような理由がありますか?

+1

回答 1

鳥獣害Q&A運営 活動場所:京都府
鳥獣害Q&A…もっと読む
投稿日:2020 1/5

シカが増えすぎている現状では、鹿の数を減らすには大きな困難が伴います。

シカは繁殖力が強いだけでなく、エサが不足しても、次の世代で体が小さくなって適応し、個体数が減りにくい特徴があります。

気候の温暖化で冬季の積雪量が減り、大雪による自然死が減少しています。また、狩猟者も高齢化と減少により、農地や集落周辺での有害捕獲が中心で、山中まで多くの手が回らず、自然増加を十分に上回るほどの捕獲がなされていません。

シカを管理する困難さもあります。数十キロも広域で季節移動するため、狩猟期には高山の自然保護区や、捕獲の行なわれない自治体の森林に逃げ込みます。

また縄張りを持たないため、安全な越冬地では大きな集団ができて採食による被害を大きくします。

また林業による間伐地と植林地、および整備された林道の脇や法面でもエサとなる植物が増えて個体数増加につながります。広大で急斜面な場所が多く、防護を難しくします。

さらに林業の勢いが下火の現状では、手入れのされない不在地主の私有林と対策がなされる森林とがまばらに分布して、狩猟期やエサ不足の際の格好の逃げ場となっています。

これらのことから捕獲が多くなされても目立って減らない要因になっています。

参考

森林管理者が行うシカ対策の手引き、H25年:野生動物保護管理事務所

http://wmo.co.jp/wp-content/uploads/H25wmo_rinya_3.pdf

+1
運営FAQ 活動場所:東京都
投稿日:2020 1/5

このFAQにコメントがあればお願いします。

投稿中