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島根県で開発されたイノシシ用の低コストの簡易型箱わなとはどのようなものですか?
活動場所 :岡山県
島根県の中山間地域研究センターが簡易で安価なイノシシ捕獲用の箱ワナを開発しました。
これは量販店で入手できる材料で容易に製作できます。壁面はワイヤーメッシュで作り、それらをワイヤークリップで止めます。ワナの扉はコンパネを切断し、扉の動作用の枠はLアングルとボルトナットなどで作ります。箱ワナの大きさは幅と高さが90cmで奥行きが180cmです。
ツキノワグマが生息する地域では錯誤捕獲を防ぐため、ワイヤーメッシュの天井部の中央部辺りに30×30cmの脱出用切れ込みを入れます。
上下面と側面2枚と後面を平面展開図のようにワイヤークリップで最初はゆるく結びつけます。さらに箱型に組み合わせ、それぞれの壁面を強く組み合わせます。
ゲート扉のコンパネは高さ98cm、幅88cmで切断します。扉を上下に動かす枠はLアングルを2つ組み合わせ、ボルト止めします。枠の上部中央にワイヤーを通す滑車を取り付けます。
トリガーも短く切断した異形鉄筋やワイヤー、コンパネの小片で容易に作れます。中山間地域研究センターでは、材料費が近くの量販店で税込17,979円(平成26年)となりました。詳細は下記のリンクサイトをご覧ください。
参考
低コスト簡易型箱わな設計書、H26年:島根県中山間地域研究センター
https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/region/kikan/chusankan/choju/inoshishi_hakowana.data/Hakowana201412.pdf
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