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シカ
シカの森林被害を防ぐ方法にはどのようなものが適していますか?

運営FAQ 活動場所:東京都
基礎的なことはなかなか質問しにくいと思いますので、運営がよくある質問をFAQ形式で提供します。もちろん、運営以外の方の回答も…もっと読む
投稿日:2020 1/4 , 閲覧 672

鹿の森林被害が深刻な場所が増えています。防止対策はどのような方法がありますか?

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回答 1

鳥獣害Q&A運営 活動場所:京都府
鳥獣害Q&A…もっと読む
投稿日:2020 1/4

シカによる森林被害は地形や植生、シカの生息密度によって防護方法が異なり、最適な防護には十分な調査が必要です。

また狩猟者の高齢化と減少による捕獲圧の減少や、近年の温暖化で積雪減少による自然死が減り、シカが増えやすくなっているため継続的な捕獲も必要です。

防護柵では囲い方で大きく二つあります。

一つはパッチディフェンスと呼ばれ、植栽地の中で一辺が10mほどの小規模な柵を多数作る方法です。これは総設置距離が長いものの、見回り頻度が少なく、樹木の成長まで長く設置可能なので、トータル費用は安くなります。柵が一部破損してもシカ被害を分散できます。植林1ha当たりの15年間の費用は約340〜570万円です。

もう一つはゾーンディフェンスと呼ばれ、植栽地全体を一つの柵で囲います。費用は比較的安く済みますが、見回り頻度が高く、一箇所の破損でもシカ被害が大きくなります。植林1ha当たりの15年間の費用は約475〜535万円です。

また樹木をプラスチック製チューブで防護するマンディフェンスは皮剥ぎ防止には有効ですが、下層植物の被害防止には効果がありません。森林1ha当たりの15年間の費用は約575〜815万円です。


参考

森林管理者が行うシカ対策の手引き、H25年:野生動物保護管理事務所

http://wmo.co.jp/wp-content/uploads/H25wmo_rinya_3.pdf

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運営FAQ 活動場所:東京都
投稿日:2020 1/4

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