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昔はオオカミが天敵だったのだろうと思いますが、今は狸の天敵ななんですか?
タヌキの一番の天敵は、 “キツネ” ですね。
田舎で長い期間その地域の自然を見ていると、キツネが増えてくるとタヌキとウサギが減り、キツネが減るとタヌキ、ウサギが増加してくるパターンが繰り返されているのが分かります。現在はここ10年以上キツネが減少しています。
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nakayan@静岡さん、こんばんは。
ウサギはキツネの天敵というのは理解していましたが、タヌキもキツネの天敵になるとは思ってもみませんでした。
体の大きさも同じくらいですしキツネとタヌキは同等かと。。
地域の自然を見られるのはとても貴重なことですね^^
ちなみにキツネの天敵もタヌキです。キツネの子供はタヌキに襲われることも多くあります。(逆の場合もあるが)
タヌキは、キツネよりも体重が重くキツネ単体で襲える相手ではないです。
一緒に食事したり、ケンカすることなら多いですが、タヌキの天敵は群れで行動している野犬だと思います。
ロビンさん、こんにちは
少し前の質問への回答で恐縮です。
タヌキの天敵は日本ではオオカミもいないし、野犬も減った今では、nakayanさんのおっしゃる通り一番はキツネです。
長野県に住んでいた頃、比較的多くキツネを見ました。山もあまり高くなく、冬季に積雪も少ない中央山塊ではキツネを多く見る機会があり、こうした地域の周辺ではタヌキをあまり見ませんでした。
また観光地や別荘の多い地域では捨てられた大型犬が野犬になっていたので、そうした野犬もおそらくタヌキの天敵になっていたでしょう。タヌキの体型からするとこうした野犬でも追われたら逃げきれないでしょう。
またその頃に長野県内でイヌワシなどを観察していたことがあり、大きな猛禽類はタヌキも捕まえると聞いたことがあります(私は直接見たことがありません)。検索した資料でもそのように載っています。
北海道の亜種エゾタヌキに対しても同様に、オオワシや北部で稀に生息するワシミミズクという大型のフクロウの仲間も天敵になっているそうです。
天敵とは少し異なりますが、最近増えているアライグマがエサと住処でタヌキとアナグマに競合していて、繁殖力も強いアライグマがタヌキの生息地を圧迫し、在来種への影響が懸念されています。
参考になりますでしょうか。
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