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どのようなものでしょうか、教えてください。
箱ワナなどの扉の作動を携帯電話の通信網を使って通知するだけの機能に特化した、安価で製作しやすい方法を九州農政局が開発しました。
これは農家のワナ免許取得者が増え、農業をしながらワナを見回る負担が大きく、高価なIoT機器の高機能を必要としない場合に安価な方法でワナの動作通知を得られるようにしたものです。
通信機器はSORACOM LTE-M Button Plus(7,380円)で、ワナの扉が落ちるとマグネットスイッチの信号がこの機器に送られ、携帯電話のLTE-M回線経由でSORACO Beamサービスへ送信されます。
さらに、Beamサービスからの情報がIFTTTというIoT仲介サービスを経て、メールやSMS、LINEなどの各種通知サービスへ送られて、利用者にEメールやLINE通知などで送信されます。
通信費は月額基本料の100円と1動作当たり0.002円かかります。さらに2年目には更新料が200円です。
マグネットスイッチの接続や扉への紐の設置、機器とスイッチを安価なプラスチックケースに入れることなどを自作できます。通信機器は単四電池2本で駆動し、捕獲目的だけなら電池が1年以上持ちます。
参考
わな作動通知システムの製作事例、令和元年9月:九州農政局農村振興部農村環境課
http://www.maff.go.jp/kyusyu/seiryuu/cyoujyugai/attach/pdf/wana_tsu-4.pdf
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