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ここ数年でイノシシが増え被害が拡大していると耳にしますが、イノシシに天敵はいないのでしょうか?
何故こんなにも増えてしまっているのでしょうか?
ことぶきさん、こんにちは。
イノシシの天敵となる動物はいません。強いていえば人間でしょうか。
子供(うり坊)の頃はキツネなどが天敵となるようですが、大人のイノシシになってしまえばキツネは勝てません。
オオカミがいた頃はオオカミが天敵となっていましたが、絶滅してしまいましたのでイノシシの天敵はいなくなってしまったのです。
最近になってイノシシが急増している理由にオオカミの絶滅は直結しないと思いますが(オオカミが絶命したのは100年も前の話なので...)、天敵がいないというのは増えすぎる一因だと思います。
一ノ瀬さん
回答ありがとうございます。
オオカミはイノシシを食べる貴重な存在だっだんですね。人の手で絶滅させてしまい生態系を崩してしまったんですね。もう繰り返さないようにしたいものです。
ことぶきさん、こんにちは、
少し前のご質問に恐縮ですが、回答を書かさせていただきます。
イノシシは元来、丘陵地に近いような平地に住む動物だそうで、最近になって急増したのか、明治以前の元の数に戻りつつあるのかわかっていません。
一ノ瀬さんのおっしゃるとおり、オオカミが絶滅して100年以上にもなれば、そしてその後もイノシシが少ない時代もあったので、イノシシが増えた原因をオオカミだけにもできません。
江戸時代より前からイノシシ対策で石を積み上げて侵入を防ぐシシ垣や落とし穴が作られていたのも、イノシシが機会があればいつでも人里に出てこようととしてきたからでしょう。
かつては50万人以上いた狩猟者が、今は20万人を割るようになり、高齢化と相まって狩猟にも影響して、繁殖力の高いイノシシは、獲ってもなかなか減らないようになりました。
過疎化した山村や耕作放棄された田畑が増えていることも昔にはなかったことでしょうし、それに応じてイノシシも気質が変わり、オオカミもいなくて、より大胆に行動するようになっているように思います。
人や人里に慣れたイノシシが多いか少ないか、あるいはどんな対策も巧妙に破れる賢いイノシシもいれば、ただ無謀に突破しやすい無茶なイノシシなのかによっても対策が異なってくるでしょう。
今後ますます人口の減少と高齢化、それに子供の減少する時代に入れば、人手による鳥獣被害対策にも限界が来て、より進んだAIや他の技術に頼るか、モンキードックなどの利用拡大、あるいはオオカミの導入も必要とされるかもしれません。
KissyCussyさん、こんにちは。
江戸時代より前から人とイノシシは対峙していたんですね。
少子高齢化の問題が鳥獣害対策にまで影響を及ぼしているとは。。
オオカミの導入ならモンキードッグの利用拡大の方が望ましそうですね!
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。