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不明・その他
ドローンで行うシカなどの大型獣の生息調査はどのような方法ですか?

運営FAQ 活動場所:東京都
基礎的なことはなかなか質問しにくいと思いますので、運営がよくある質問をFAQ形式で提供します。もちろん、運営以外の方の回答も…もっと読む
投稿日:2019 11/24 , 閲覧 541

害獣の生息調査にドローンが使われることがあると聞きました。具体的にはどのような方法で行われているのでしょうか?また、これまでの方法よりも成果が出ているのでしょうか?

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回答 1

鳥獣害Q&A運営 活動場所:京都府
鳥獣害Q&A…もっと読む
投稿日:2019 11/24

ドローンによる空撮では、従来の人手による生息調査方法の視認や足跡、毛や糞などの現地での痕跡調査よりも、早く広範囲に調査できます。

生息個体数の調査においても、従来の数値は痕跡や視認からの推測であったため、個体数の上限と下限に大きな差がありましたが、ドローンによる調査では、基礎となる個体数データがより正確に得られます。

その際には通常のカラー撮影カメラではなく、高細密の赤外線カメラが用いられます。周囲の気温と動物の体温との差を感知して画像にし、それを解析してシカの生息場所や個体数、行動範囲などの情報も得られます。

画像からはシカの獣道も判別できるため、ワナの設置場所の設定にも生かすことができます。

また赤外線カメラでは、夜間の撮影も可能なため、夜行性の野生鳥獣の調査にも適しています。

山梨県では、高度な技術を持つ銃猟の狩猟者が、高齢化などの引退により減少していく中、シカなどの狩猟対象動物の生息位置を正確に得ることを補うため、これらドローンでの情報を応用して、銃猟での追い込みなどにも生かせることが実証されました。

この場合でも、赤外線撮影により植物に隠れて見えにくい動物がいても、詳細な判別が可能です。


参考

鳥獣被害の現状と対策、p25、ドローン等を利用した技術開発:農林水産省

http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_kensyu/attach/pdf/30_tsukuba_kensyu-6.pdf

ドローンによるニホンジカ生息状況調査等の推進について:総理府、大日本猟友会

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kogatamujinki/anzenkakuho_dai5/siryou1.pdf

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運営FAQ 活動場所:東京都
投稿日:2019 11/24

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