ログインまたはユーザー登録してからコメントしてください

ログインまたはユーザー登録してから回答してください

ログインまたはユーザー登録してからいいね!してください

あなたの質問が同じ問題で悩んでいる人の助けになります

同じことで困っている人はたくさんおられます。質問するだけでも貢献に繋がります。

質問を投稿する

この質問は1年以上前に投稿されたもので、情報が古くなってしまっている恐れがあります。ぜひ新しく質問してみてください。 新しく質問する

ハクビシン
ハクビシンやアライグマなどの中型獣による農作物被害がなかなか減らないのはなぜですか?

運営FAQ 活動場所:東京都
基礎的なことはなかなか質問しにくいと思いますので、運営がよくある質問をFAQ形式で提供します。もちろん、運営以外の方の回答も…もっと読む
投稿日:2019 11/24 , 閲覧 308

鹿やイノシシの被害はだんだん減っているようですが、最近はハクビシンやアライグマなどの中型動物の被害が増えているそうです。なぜ中型動物の農作物被害がなかなか減らないのでしょうか?

0

回答 1

鳥獣害Q&A運営 活動場所:京都府
鳥獣害Q&A…もっと読む
投稿日:2019 11/24

中型獣による農作物被害は、シカやイノシシによる大きな被害に隠れて目立ちにくいことや、群れを作らず、夜行性が多いので、動物そのものを見たことの無い人も多く、初期の被害を見逃しやすいためです。さらに個体数が増えて被害が大きくなるなど、対策が遅れてしまい、動物の定着が進むためです。

また大型獣への対策に設置された規模の大きい防護柵はメッシュなどの目合いが大きく、中型獣を防ぐようにはできていません。そのため中型獣には、個別の農地や作物の種類、動物の特徴に対応したさらなる防護柵を設置しなければならず、対策が遅れがちになります。

被害を受けた農作物を見ても、動物の種類や痕跡などの知識が不足していると、普段見かけない動物による被害と思わず、カラスやヒヨドリによるものと間違うこともあります。

ハクビシンやアライグマによる被害が大きくなった地域で、捕獲数が増えても農作物への被害が減少しないのは、地域全体での対策ができていない場合や、都市部への生息地の拡大もあり、大型獣より対策が難しい面もあります。

そのため、中型獣による被害では農家だけでなく一般住民をも含めた被害状況の理解と対策への参加が大切になっていきます。


参考

中型獣類による農作物被害について、p15〜18:岐阜県

https://www.pref.gifu.lg.jp/sangyo/nogyo/ninaite-ikusei/c11419/index_12279.data/3006gijyutu.pdf

中型獣対策の考え方、農林水産省

http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/manual_tyuugata_jyuurui/180330-3.pdf

0
運営FAQ 活動場所:東京都
投稿日:2019 11/24

このFAQにコメントがあればお願いします。

投稿中