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イノシシの肉にはどのような部位があり、それぞれどんな特徴があるのでしょうか?
活動場所 :岡山県
イノシシの肉の全体的な特徴は、低カロリー・低脂肪であること。高カルシウム・高タンパクで、ビタミンも豊富です。鉄分は豚肉の4倍、ビタミンB12は3倍もあります。
イノシシ肉の部位と特徴は、次の通りです。
・カタ・ネック:どちらもひき肉にします。ひき肉料理として、ハンバーグ・マーボー豆腐などに利用するほか、ソーセージの加工にも向いています。
・肩ロース:きめ細かい赤身肉と、柔らかさが特徴です。高級食材として、ぼたん鍋やすき焼きに使われることが多い部位です。ステーキやカツにしてもおいしく食べられます。
・背ロース:柔らかい部位で、脂身がよく乗ります。うま味が多く、鍋や煮込み料理に向いています。特に冬場の脂身は、深い味わいが楽しめます。
・バラ肉:うま味と甘味があり、あっさりした脂身が特徴です。煮込み、角煮やベーコンにもぴったりです。
・外モモ:しっかりした歯ごたえのある部位で、赤身にうま味があります。冬には、脂がよく乗ります。煮込み、鍋、カツに合います。
・内モモ:歯ごたえとうま味があり、脂身がほどよく入っています。シンプルに炒めて、おいしく。
・シンタマ:脂身少なめで、柔らかい部位です。様々な料理に使えます。
参考資料
ジビエハンドブック 販売・料理のいろは
http://www.gibier.or.jp/wp-content/themes/gibier.or.jp/images/contents/handbook/handbook05.pdf
農林水産省 ジビエ利用拡大コーナー
http://www.maff.go.jp/j/nousin/gibier/miryoku.html
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