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アナグマはあまり聞きなれないという人も多いですが、どのような農作物に被害が出ているのでしょうか?
活動場所 :岡山県
アナグマは甘いものが大好きです。スイカやトウモロコシなどはおいしい食べ頃になると収穫の前夜に畑を根こそぎ荒らすほどです。
アナグマは雑食性で足が短くその先に鋭い爪が付いているので穴を掘るのが得意です。一方、木には登れません。元来は昆虫の幼虫やミミズ、木から落ちた栗や柿など山のものを食べていました。しかし人々が山に入らなくなり里山が荒れて竹林や雑木林も放置されて巣穴を作りやすくなり、あるいは空家の床下や天井裏にも生息するようになりました。
そうして山のきわだけでなく、人家に近い畑にも出没し、イチゴ、サクランボ、ピーナッツなどにも被害が出ています。農作物は山のものより味もよく長期間栽培されているので、いっそう被害が出るようになりました。
アナグマは視力が弱いので、昼間は人前にはめったに姿を現しません。しかも自分の気に入る通り道をよく歩くことが知られていて、味をしめた畑に固執して戻らなくなります。そのため、他の場所で捕獲檻をいくら仕掛けて捕まえても農作物の被害が減らないことがよくあります。
そうした畑では監視カメラなどを設置して畑に来る個体の居場所を見つけて効果的に捕獲する必要があります。
参考
野生鳥獣被害防止マニュアル-アライグマ、ハクビシン、タヌキ、アナグマ-(中型獣類編):農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/manual_tyuugata_jyuurui/180330-4.pdf
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アナグマ以外にも参考となる情報です。
よろしければ一度ご覧頂ければ、答えがあると思います。
野菜、果樹、小動物等ですが、地域により若干異なる場合があります。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/sogo_taisaku/sogo_taisaku.html
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/manual_tyuugata_jyuurui/tyuugata_jyuurui.html
http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/manyuaru/old_manual/manual_tokutei_gairai_old/gairai.html
http://shop.ruralnet.or.jp/upload/photo/l/9784540082030.jpg
http://shop.ruralnet.or.jp/upload/photo/l/9784540102646.jpg
901潜さん、参考情報をたくさんありがとうございます!
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