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タヌキ、アライグマ、ハクビシンのような中型動物はどのような農作物に被害が出ていますか?
活動場所 :宮城県
活動場所 :岡山県
農林水産省の統計によると、2016年のタヌキ、アライグマ、ハクビシンによる農作物への被害は、
イネが約33億円、ムギ類が約1.6億円、マメ類が約3.7億円、雑穀が6810万円、果樹が約25億円、飼料作物が約28億円、野菜が約29億円、いも類が約8億円、工芸作物が約5億円、その他の農作物が約1.3億円で、被害総額が約137億円となっています。
タヌキ、アライグマ、ハクビシンによる農作物の被害が増加した背景には、タヌキ、アライグマ、ハクビシンなどの生息範囲が拡大していること、空き家や耕作放棄地の増加など、タヌキやアライグマ、ハクビシンにとって住みやすい環境になっていることが挙げられます。
農作物を守るためには農作物を柵で囲ったり捕獲する必要があります。
また、集落に放置された柿などの果樹や、傷や汚れ、規格外などの理由により廃棄した野菜を放置することで、タヌキやアライグマ、ハクビシンの貴重な餌となり、集落周辺に引き寄せることになるので注意が必要です。
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