同じことで困っている人はたくさんおられます。質問するだけでも貢献に繋がります。
過疎化しつつある村で畑を借り、農作物を育てています。
まだイノシシに遭遇した事はないのですが、確実に出没する地域です。
具体的に遭遇してしまった時のやってはいけない行動ややったほうがいい事などを教えてください。
車の車窓から一瞬見る場合を除いて、野性動物は、基本的には、警戒心が強く、バッティングする機会は、少ないですが、最近、ニホンジカの数が非常に増えたりして、農林産物の被害や交通事故、マダニの感染症が増えています。基本的には、餌が目的で人里におりてきます。山に食べ物がないので、出てきます。増えた理由を書き出すと大変な量になりますので、今回はやめますが、耕作放棄地域の拡大と、狩猟者の減少と高齢化が大きな理由です。耕作放棄地の草木に隠れて、安心して人の生活エリアに近づくことができるからです。天敵である狩猟者が減り、数を減らせる存在が減ったからです。野生鳥獣と偶々山で出会ったら、目をそらす、背中を見せて逃げると、イノシや熊は自分より弱いと判断して、襲ってきます。最悪、熊は両目の間を殴ればひるむ場合が多いようです。また、経験者の体験談から、急斜面を上がるのは得意ですが、下るのは下手とのことです。山に入る時は、ラジオをかけながらや鼻唄を唄いながらでも良いですし、二名以上居れば会話しながらが、野生鳥獣と出合わないこつです。出会ってしまったら、根性決めて目を睨んで、最悪闘って下さい。熊の場合、死んだふりは通用しません。また、人を襲った熊は、人を餌と思って居ますから、熊鈴を着けて山に入ると、餌がやって来たと狙いに来ますので、人を襲う熊が居るところへは、近づかないでください。熊避けスプレーは売っています。
追加です。野菜や果実の残は、他所に捨てて、レストランにはしないでください。深く埋める等処理をオススメします。浅いと掘り返します。ちなみに、狩猟で捕獲したニホンジカを埋めても浅いと掘り返します。綺麗に食べてくれます。一度学習すると、頻繁に来るようになります。
最近のように、各地でイノシシが増えてしまうと、遭遇するのではないか、という不安をお持ちになるのは、よく理解出来ます。
私は自分の地域で、イノシシが増えすぎた頃から、長くワナによる駆除をしていますが、今までにもすぐ近くを含め、自然界のイノシシと何回も遭遇していますが、例外なく相手の方から、一目散に逃げていきます。私が気が付くよりも早く、ヤツの方が気が付き、その飛び出して行く音でこちらが、ビックリ (゜Д゜)しますが、幸いな事に、いきなり襲われた事はまだありません。
しかし、昨年でしたか狩猟中にイノシシに襲われて、出血多量で亡くなった方もあったようですから、気を付ける事は大事だと思います。特に注意するべきは、手負い(何らかの理由でケガをしているイノシシ)の相手には遭遇した場合、襲われる事があるかも知れません。
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。