同じことで困っている人はたくさんおられます。質問するだけでも貢献に繋がります。
鹿やイノシシなどと事故が起こりやすい季節はありますか?
やはり夏でしょうか?冬でも動物が出てくるのでしょうか?
活動場所 :岡山県
シカもイノシシも冬眠しないので一年中出てきます。季節による違いは少ないと思いますが、夏は山の中で食べ物があるので出てくる頻度は下がると思います。逆に秋は冬に備えて食べる量が増えるし、冬は山の中に餌がなくなるので多くなるでしょう
自動車にぶつかる事故もこの時期が多くなるかと思います。特にシカは群れの先頭が道路を渡り始めると次々に続くので注意が必要で、夜間に走っていると突然目の前に現れるので非常に危険です。
オーストラリアなどでは車の前にプロテクターを付けて走ると云う事で、以前には日本でも飾りで付ける車があったのですが、これを着けて人間がはねられると重症になるというので対人保険などに入れなくなっています。
TY13 山野さん、ありがとうございます。どちらも冬眠しないんですね。どの季節も関係なく注意しなければいけません。
鹿は先頭が行けば、後ろの鹿たちはあまり警戒せずに道路に出てくるということですね、それは避けられそうにありません。
人間がはねられたときを考えると着けれませんが、オーストラリアの事例、興味深いです。動物との接触が多い他の国ではそんなものもあるのかと勉強になりました。
出来るだけ動物が出そうな道を走らないようにしたいと思います。
ニホンジカは開けた場所が好きで(道路とか田畑、伐採跡地)、夜間の活動が主ですが、昼間でも出てきます。準夜行性という人もいます。生育密度が濃いと多く人目につきます。分布を広げる際には、雄が先に見られるようになり、追って雌や子供がみられるようになります。鉄道でもよくニホンジカと接触して遅延したりします。季節はあまり関係なく出没します。時間帯は日没から日の出の時間帯が圧倒的に事故が多いです。山の際から200m位が彼らが多くいます。奈良公園のニホンジカは特別であれと一緒に考えないでください。https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/070300/071400/23kousin/24tokuteikeikaku_d/fil/29sikakeikaku.pdf
17ページにニホンジカが多く生息する場所のメッシュがありますからご覧ください。
イノシシですが、警戒心が強く、めったに人前に出てきませんが、姿が見られないわけではありません。猿がイノシシのぬいぐるみを着ていると思ってください。イノシシと事故る確率は非常にすくないです。今の時期雌は子連れが多く、うりぼうと呼ばれる子供が一緒に見られるケースが多いです。ニホンジカほど事故の確率は多くありません。死んでしまえば自分の子でも餌として食べる悪食ですが、頭の良い動物です。
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。