同じことで困っている人はたくさんおられます。質問するだけでも貢献に繋がります。
鹿の生態について教えてください。夜の畑に鹿が出てきたとき、だいたい1,2匹でいるのを見かけるのが多いのですが、鹿には群れや縄張りはなく、少数で移動しながら生息しているのでしょうか?
うちに来ているのはたまたま逸れたものや、人里に降りてくる例外的な鹿なのかもしれません。
ちなみにまだ山の中では鹿は見たことはありません。
活動場所 :岡山県
ねうさん、こんばんは
私の付近では、ニホンジカが出没する様になったのは、ホンの10年ほど前からなのですが、何度も群れを目撃しています。オスだけの群れとか、メスだけの群れも見た事があります。
nakayan@静岡さん、いつもありがとうございます。やはり群れで行動しているんですね、私が見たものの他にも近くの茂みなどにいたのかもしれません。大きな群れで山から降りてくるようになると被害もより大きくなりそうです。
ねうさん、こんにちは。だいぶ前の質問にですが補足します。
長野県や北海道に私が住んでいた時にシカもエゾシカも1頭の単独でいるものから数頭の群れでいるのを山や草原、牧草地で時々見ました。
単独でいるのはオス、あるいは発情期に縄張りを作れなかったオスで、数頭の群れは発情期でない時のオスやメスの家族群れだそうです。
発情期になると最も大きくて力強いオスが他のオスを追い払う縄張りを作り複数のメスとハーレムとなる群れを作るそうです。これはまだ見たことがありません。
北海道では冬に雪の多い山地から雪の少ない地域へ季節移動して、釧路とかで大きな群れになることもあります。これは見たことがあります。この時にも縄張りはなく、他のオスがいても一緒にエサを探していました。縄張りを作るのは発情期だけとのことです。
シカのオスのうち、縄張りを確保できて次の子孫を残せるのは全体の15%ほどで、意外と厳しい生存競争になっています。このハーレムを作れるオスは体重が大きく強いオスがなれます。繁殖期には体重がかなり減るほどにオスは縄張りを守ることに勢力を注ぎます。
どのオスがこうした縄張りをもてるオスになるかは、生後10ヶ月の時のオスの体重差で決まってしまい、その後の成長でも変わることがないという研究報告もありました。
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。