11月15日に仕掛けたくくりわなですが、17日に大きなメスジカが掛かっていました。早速、ナイフで頸動脈を刺して血抜きを行いながら落命させ3人掛かりで川まで引き、内臓を出して解体を行いました。
ところが家に帰りついて袖口でもぞもぞするものを確認、良く良く見たらマダニでした次の写真は潰した後の写真です。
更に脱いだズボンを確認したら、黒いものが動いているではありませんか、やはり、マダニでした。紙の上に置いて撮影しましたが足がたくさんあるためか、動きはなかなか早いです。
今回は、まだ噛まれたという訳ではありませんでしたが、2匹いたという事はほかにも車の中とかいるのではないでしょうか。最近、マダニに遭遇する機会が増えています。今年に入ってマダニに噛まれた事が3回、体をさすっていて異変に気付くという有り様です。体を這っているのを発見したのが2回ほどあります。里山が荒れて野生動物が人の生活圏の近くに迫っている昨今、動物に直接触らなくても獣道のそばを歩いただけでもマダニが付いてしまいますので注意が必要です。ある動物の脇の下に付いていたマダニですが500円玉大のものには驚きました。昨シーズンですが軽トラに載せていた猪にいたものからふ化したみたいで翌日には、軽トラの荷台中に小さいマダニが広がっていました。小さいものですから最初は砂粒かなと思い、手で払いのけながら解体作業を行っていました。良く見るとアオリの内側までつぶつぶが付いておりマダニの赤ちゃんである事に気が付きました。その日は風呂に入った折に小さなマダニが湯舟にいくつも浮きました。